徳間文庫<br> 迷宮警視正 最後の秘境

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徳間文庫
迷宮警視正 最後の秘境

  • 著者名:戸梶圭太【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 徳間書店(2022/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198935498

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内容説明

「被曝から子供を守る会」の参加者が、謎の女にハンマーで殴られた。
なぜかこの事件が星乃神警視正の琴線に触れたらしく、ついに長期休暇を切り上げ、捜査を開始。
ところが容疑者の女が、目の前でヤクザ俳優にさらわれてしまい…。
間中刑事との迷コンビも復活。始末書濫発の塚本刑事、見当たり捜査の名手の元刑事、矢島栗子も加わり、星乃神班はさらにパワーアップ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

H!deking

44
いや、トカジさん、大が付くほど好きだし、ストーリーもめちゃくちゃ面白かったですよ。アンチ原発へのメッセージもロックンロールでした。ただ、一言苦言を言わせて頂ければ、福島って固有名詞出しちゃうのはどうなのかな。実際原発事故で本当に困ってる人もいるし、そこら辺は創作の地名でも良かったんじゃないのかな、って思った。それでも俺は被害を受けた訳じゃないから何とも言えない部分ではあるけど。まあそれ差し引いても面白かった! 1182017/09/08

イケダ5→1

9
シチュエーションが今までの戸梶を越えてしまった。。。 不謹慎と人が騒ぎ出すような場所を最後の楽園?として執筆できるあたり、さすが戸梶だぜ・・・と息を呑んでしまった。 この場所では警視正の特異なキャラも陰を潜めてしまい、至って普通の人間のように思えてしまう。 しかしながら1作目と異なってまともな?仲間のスカウト成功は見ていてワクワク出来たかな。 この作品での続編はきっとないだろう。そう思わせる作品だった。 ・・・よく出版できたな、と正直思った。2013/06/04

garth

9
「どのような時代であっても人類には(行ってはならない恐ろしい場所)が必要なのだ。なぜなら畏れることを忘れ驕った人類が行き着く先には滅亡しかないからだ。私は諸君らがこの町を地球上で最も恐ろしい、あらゆる人間の常識が通用しない禁断の場所にしてくれることを切に願っている。それを作ったのが、他ならぬ原発であることを、国民を始め世界中に思い知らせ、忘れさせないために」……といいことを言いながら相変わらずのぶん投げっぷりがとってもトカジック。2012/06/22

ma-no

6
放射能に汚染された「死の町」を舞台に、頭のおかしな警官と、もっと頭のおかしな犯罪者が殺しあう! 一時は出版が危ぶまれた問題作、とうとう解禁です。たしかに、不道徳な内容かもしれません。でも、この作品のブラックすぎるほどブラックなユーモアを支えるのは、正義感だと思います。2012/06/03

youyou88

5
めちゃくちゃグロかった…。ケッチャム越えたわ…。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12040228322.html2021/12/22

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