ツーカイ! 金剛地くん

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ツーカイ! 金剛地くん

  • 著者名:戸梶圭太【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 徳間書店(2022/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198622886

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内容説明

東西新聞芸能スポーツ部特別記者・金剛地厳太郎。
テレビの二時間ドラマ試写評に全身全霊をかける狂気の男。
わずか数百字の囲み記事で自らを文豪ならぬ評豪と称するトンデモナイ勘違い野郎。
彼の行くところ必ず波瀾アリ。
狂瀾怒涛のツーカイ人生。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

75
スポーツ紙東西新聞の社員金剛地の仕事は二時間TVドラマ評を書くこと。彼の活躍を描く連作短編集。ほかのレビュにもあるが、頭の悪い男子中学生が同級生に見せるために書いたような内容。ただ、普通名作を書こうとするつもりとは正反対のベクトルの、低めを徹底的に攻める著者の安定したコントロールと球威は凄いと同時に呆れる。そしてこの雑な展開と取ってつけたような結末。バリキチそのもの。そしてたまに吹き出る魅力的なフレーズ。いやホント、読むのを勧めないんで、読むのは自己責任で。よほどの暇か、物好きなら。2018/11/03

鱒子

62
図書館本。ブッとんだひどい本です(褒めてます)。面白かった!主人公は、新聞でドラマ評論を書いている男 金剛地厳太郎。薄毛隠しの黒スプレーが汗で首と背中を染めていて、鼻毛と混ざったちょび髭、ナポレオンフィッシュのような口、異様に大きな頭上部、ルックスの不快感もさることながら性格がバリキチ。わたしは笑いましたが、ほんと読み手を選ぶ本だと思います。手に取る方はお気をつけて……。2018/11/21

bam

13
バッカじゃないのwなんていうか、ふた昔くらい前の精神年齢激安の中学生が書いたようなお話です。一応言っておくけどわたし(バリキチ)は大好きです。2018/09/02

はじめさん

12
短編集。スポーツ紙の記者、金剛寺地。人格破綻者の彼の妻はアル中、仕事も無茶苦茶。/ 岡山を舞台に都市伝説のごとき吸血鬼に金剛地が変貌し、遠方より十字架を持ったバンパイヤハンターが現れる短編はひどい。でーれーガールズを読んだ次がこれかよ。。。/ 最後の書き下ろし短編は、過去に少年の姿でタイムスリップした金剛寺と上司の部長。江戸川乱歩の少年探偵ものの文体で描かれる、日本を裏で牛耳ろうとする会派との対決。/ ちょうど1年前に戸梶を読んでいた。年末のデトックスに、毒書。ガチ有害、心の闇。(H27/312)2015/12/30

CCC

10
どれだけ頭の悪い話を作れるか、作者は挑戦しているのかもしれない。お下劣。ハチャメチャ。頭パープリン。あらゆる方向性でひどい。自由すぎる作風である。2018/11/19

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