中公文庫<br> うぽっぽ同心十手綴り 恋文ながし

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中公文庫
うぽっぽ同心十手綴り 恋文ながし

  • 著者名:坂岡真【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 中央公論新社(2022/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29),中央公論新社 GW特大フェア ポイント増量!(~5/12)
  • ポイント 280pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122072831

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内容説明

万年橋のたもとに浮かんだ女のほとけ。襟の裏にはいわくありげな葉っぱが一枚縫い込まれていた。妾殺しの下手人としてしょっぴかれたのは、真面目と評判な手代だったが……。「おれはお人好しで役立たずのうぽっぽさ。だがな、黙っちゃいられねえときもある」――。臨時廻り同心、長尾勘兵衛の粋な裁きが胸を打つ。傑作捕物帳シリーズ第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

76
シリーズ第2弾。タイトルの「恋文ながし」のなんと風情のあること。今のメールというものがあったら、こんな粋なことできなかったよね。ハガキという語源もここからか?金のためではなく、情に動かされて人を救う、これがうぽっぽ同心。20年前に一人娘を残して妻が突然家を出た。今作でその妻らしき女性が現れ、過去が妻とそっくり重なるではないか。うぽっぽと同様、こちらも読みながらドキドキが止まらない。その結末はいかに…。短編4作、どれも訳ありな人たちを救うべく悪に立ち向かううぽっぽ同心はやはりカッコいい!2023/05/04

ぶんぶん

24
【図書館】「うぽっぽ同心」の版元を変えてのシリーズもの。 読もうかどうしようか迷いながら借りて来た。 坂岡真だけあって飽きさせないのは見事。 この作者は「鬼役」のシリーズで経験済み、小気味よいリズムと風景描写は一品である。 ちょっと、古い感じがしてシリーズを追いかけるほどでは無いか。 暇つぶしの一冊でした。2023/02/03

ゴルフ72

18
うぽっぽ同心は2作目、飾らない勘兵衛が良いねぇ!なんだかんだ言って常に人の事を考えて動く…これが良いんだねぇ銀次も凄いし・・・鯉四郎も頑張れ!さああと1冊へ!2023/01/05

ごえもん

3
このシリーズ好きだけど、誰かが死んじゃう事が多くて… でも最後の話は親子の縁は切れたけど、皆が生きてて良かった。 銀次、頼りになるわぁー。 勘兵衛はカッコ良い!! 鯉四郎は、この先どうするのかなぁー。2023/08/15

定年おやじ

3
うっぽっぼ2巻目。弱きを助け悪を斬る、昼あんどんのうっぽっぼが今回も許されない悪を斬ってめでたしめでたし。このシリーズやめられない。2023/03/17

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