ビジネスプロセスの教科書 第2版―共感とデジタルが導く新時代のビジネスアーキテクチャ

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ビジネスプロセスの教科書 第2版―共感とデジタルが導く新時代のビジネスアーキテクチャ

  • 著者名:山本政樹【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 東洋経済新報社(2022/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492962169

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内容説明

ビジネスプロセスマネジメント(BPM)は、ビジネスパーソンの必須スキルとして重要視されているものの、いまだ正確なイメージを持てずにいる人・組織は少なくない。本書は、BPMの考えや仕組みをわかりやすく解説し、業務理解の入門書として好評を博した前著『ビジネスプロセスの教科書』(2015年7月刊行)をもとに、業務のデジタル化や経営環境の変化など最新の潮流に伴う変化を反映。さらに、数多くの事例を通してビジネスプロセスにおける課題を浮き彫りにし、全体の構造を見抜く視点や考え方、人・組織のあり方、効果的に変革していくため方法を解説し、全体の7割をアップデートした大改訂版である。経営者や現場に携わる業務担当者の疑問に答える、最も新しく、最も実践性の高いBPM書籍の決定版。

目次

はじめに ビジネスプロセスは「正確性と迅速性」から「共感性と柔軟性」へ
第一章 ビジネスプロセスはお客様の期待から始まる
──アイデアを実行力に転換し、価値を届ける──
コラム 共感の対象は“お客様”だけではない
第二章 プロセス本来の姿を明らかにし、問題を解決する
──ビジネスプロセスマネジメントの三つのポイント──
コラム ビジネスプロセスにおける“問題”とは何か
第三章 “鳥の目”でビジネスの構造を俯瞰する
──プロセスマップから始まるプロセスの理解──
コラム プロセスの理想的な分析範囲はどこまでか
第四章 デジタル内部にも光を当て、責任の空白地帯をなくす
──プロセスの構造管理と変革の要「プロセスオーナー」──
コラム ビジネスプロセス“マネジメント”のデジタル化
第五章 “虫の目”で業務を徹底的に分解する
──「IGOE+P」で理解する仕事の構造──
コラム 事業構造を“ブロック”として捉える
第六章 あなたは自分の仕事の価値を語れるか
──言葉と数値でプロセスの目的と目標を明らかにする──
コラム プロセスの状況をデータからも読み解く
第七章 ブロックの置き換えでビジネスの価値を高める
──ビジネスプロセス変革の二つの進め方──
コラム 変革のアイデアを求めて外の世界へ飛び出す
第八章 境界を越えてネットワークで共創する
──ビジネスプロセスマネジメントを推進する人と組織──
コラム ビジネスプロセスマネジメントの周囲に広がる世界
おわりに 日本にもビジネスプロセスマネジメントのコミュニティを育てよう
ビジネスプロセスマネジメントをより深く学ぶための参考書籍

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほし

9
ビジネスプロセスに関する入門書。ビジネスプロセスとはビジネスモデルを実現するための手段になります。ビジネスプロセスはEnd to Endの流れと階層によって表現され、それらは複数の業務によって構成されており、そのような業務はインプット→処理→アウトプットという基本構造によっで出来ている、というのがビジネスプロセスの基本的理解になります。ビジネスプロセスを変革する際は、アウトプット、ガイド、インプット、イネーブラ、処理手順の順番で見直すことが重要であるとのこと。分かりやすく、勉強になりました。2024/07/27

ちくわ

7
ビジネスプロセスマネジメントの教科書として使用できる本。ビジネスモデルを紹介する本は結構あるが、それを前提とした上でビジネスプロセスをどう設計し、どう改善や変革をしていくかについての手法を書いた本は意外とない。そのような中で、本書は「ビジネスプロセスマネジメント」に焦点をあてた本になっており、結構わかりやすいと思う。DXだうんぬんだと叫ばれているけども、そもそもの自分を含めた業務のプロセスや機能の分析方法を知らないと、「DXのためのDX」になってしまうし、まずはビジネスプロセスを分析する目を目を養いたい。2023/04/09

Shohei I

3
ビジネスプロセスマネジメントの仕組みや考え方、業務理解の入門書のような一冊。 業務をどういう視点で捉えるか、ビジネスモデル、ミッションとの関係性など、ぼんやりとしか分かっていなかったビジネスプロセスの輪郭が少しははっきりしてきます。個人的には「デジタル化によるプロセスのブラックボックス化」を身に染みて感じています。システムがどう処理しているのか、システムの問題を誰が責任を持つのかというのは大きな課題です。 紹介されているビジネスアナリシスというのが気になるので、そちらの分野を深堀りしていこうと思います。2024/05/19

静岡茶

3
ビジネスアナリストの社内における処遇改善は必要不可欠。片手間でやるにはしんどく本業を優先せざるを得ず、他者からも意味のある仕事だと理解されずにやめた結果、サイロ化、ブラックボックス化が進む。 ISOのようにビジネスアーキ領域に投資している、いないが誰にでもわかるような評価基準、仕組みが欲しい。2023/02/25

ひろ

3
前作の大幅改訂版が出たということで購入。著者としては経営環境の変化とデジタル技術の浸透を踏まえて「共感性と柔軟性」という価値観を加えたものとしている。個人的にはデジタルの部分が強く補強されてる事を期待したが、デジタルに関してはそこまで多く加筆されている訳ではなかった。ただ内容は前作2015年から、BPMとして不変のものを残しつつ、現在の環境に合わせて大幅改訂しているので、前作と変わらずBPMの教科書としては良書。2022/11/26

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