平凡社新書<br> NATO 冷戦からウクライナ戦争まで

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平凡社新書
NATO 冷戦からウクライナ戦争まで

  • 著者名:村上直久
  • 価格 ¥756(本体¥688)
  • 平凡社(2022/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582860177

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内容説明

大戦後作られた軍事同盟は、冷戦終結、ユーゴ紛争、ウクライナ情勢を経て変容してきた。欧州で最前線を取材する記者が追った歴史。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

13
・ロシアは2010年代に巡航ミサイルの開発を進めたが、米国はこれをINF全廃条約違反であると主張。米ロ両国はこの点でしばしば対立した。加えて米国は、ミサイル開発を推進している中国がこの条約に参加していないことに不満を募らせていた。こうした中で米国は2019年2月1日、条約の破棄をロシアに通告したと発表、条約は半年後の2019年8月2日に失効した。ロシアがウクライナに軍事侵攻したのは、このように欧州において中距離巡航ミサイルの配備に関する縛りがなくなった状況の中であることも、念頭に置く必要がある。2025/09/27

田中峰和

4
NATOは欧州の国々が大半だが、牛耳っているのはアメリカ。イラク戦争のときは、ありもしない兵器を理由に諸国に参戦させたが、結局は石油利権のためだった。米国に振り回されるNATOだが、今回のようにロシアの侵略が始まると他人事とはおもえない。米欧のNATOとロシアの対立の背景には、冷戦時代のようなイデオロギーと違って、民主主義と市場経済を理念とする近代国家と旧態依然とした官僚国家ロシアとの対立がある。8年前の北アフリカからの大量難民の10倍近いウクライナ難民だが、民度の高い人種には受け入れ側も優しい。2023/05/18

お抹茶

2
NATOの通史をコンパクトに記す。ついでに,NATO加盟国(東欧,中欧,バルカン半島諸国)の歴史もコンパクトにまとめてある。冷戦が起因であるものの,ユーゴ内戦やアフガニスタンで新たな役割や存在感を示している。ウクライナ戦争の背景にあるNATO拡大とそれに対するロシアの警戒感についての言及は,この分野に明るい人にとってはあまり目新しくないかもしれない。2023/01/17

逆丸カツハ

1
田舎書店応援第三弾。NATOの歴史の概略。これからは色々とアンテナを広げていきたい。2023/08/15

数之助

0
Timelyなテーマ。素材ももよいのだが、いかにも「生煮え」。特に後半。調理法を身につけ、再チャレンジを!2025/10/13

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