鎌倉ジャズ物語 ピアニスト・松谷穣が生きた進駐軍クラブと歌謡曲の時代

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鎌倉ジャズ物語 ピアニスト・松谷穣が生きた進駐軍クラブと歌謡曲の時代

  • 著者名:筒井之隆【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 中央公論新社(2022/11発売)
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  • ISBN:9784120055799

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内容説明

鎌倉にジャズの灯をともしたピアニスト・松谷穣。彼は由比ヶ浜の小さな米軍クラブ「リビエラ」を振り出しにピアニスト、歌手として戦後のジャズ界を渡り歩く。藝大時代の友人・藤山一郎の伴奏をつとめ、後の米国アカデミー賞女優・ナンシー梅木を見出すなど、周囲にはいつもきら星の才能があった。やがて50代の転機を迎え、黎明期の歌謡界へ。キャンディーズ、山口百恵、堺正章、太田裕美らスターの卵たちは穣に歌のレッスンを受ける。優しすぎる人柄ゆえか裏方を愛したからか、活躍ぶりを知られてこなかった松谷穣の人生に光をあて、ジャズからポップスへと続く戦後音楽シーンの深層に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bookpig02

1
メインタイトルよりもサブタイトルの方が、本書の内容を的確に表現しているように思う。 印象的だったのは、日本のジャズ文化の原点は戦後アメリカの進駐軍のダンスパーティの演奏者だったということ。もう10年以上前のことになるが、私自身が大学時代、ビッグバンドジャズをやっていたときに、一部の譜面が「ダンパ」と呼ばれていたことを思い出す。 松谷穰をはじめ、戦前戦後の歌謡曲やジャズ周辺を学びたい人におすすめ。2022/10/28

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