内容説明
航空機史上最悪の事故
1985年8月12日、520人の尊い命を奪ったジャンボジェット墜落事故から30年。
歳月を経たいまだからこそ、語りえた真相と開示された資料――。
いま明かされる8月12日の悲劇
陰謀説や事故の謎に解答を与える決定版
目次
まえがき
第1章 事故概要・事故調査概要
第2章 謎は解けたか・残された課題
第3章 インタビュー
参考書籍・参考資料
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘタ
12
複数の説、複数の視座を併記していて、好感が持てる内容でした。2018/05/29
雨猫
10
123便事故についての本はかなり読んだ。今まで読んだ事故についての本ではこれと米田憲司の「御巣鷹の謎を追う」が優れていると思う。2015/10/26
Masaki Maruyama
2
社の大先輩である著者2人は山崎豊子さんの「沈まぬ太陽 御巣鷹篇」に登場する「東読新聞 鶴北記者」のモデル。群馬県にいる以上、あの大事故についていくらかは知っておきたいと思って読み出したら、とてもわかりやすい内容だった。発生から30年以上の月日がたち、会社を卒業してなお謎を追い続ける姿勢にはただただ敬服するばかりです。2019/02/24
Hiroki Nishizumi
2
御巣鷹山事故の謎の本質についてまったく触れられていない公式見解学術書。がっかりした。一般論としては良いが、この極めて特殊な事故の謎に近づかないどころか闇に葬りたいのではないかとの疑惑にかられる。真実が判明する日が来るのだろうか‥‥2016/04/22
kikizo
2
123便の書物はたくさん読んだが、この本が一番学術的だった。事故原因の追究に終始し、巻末の資料も素晴らしい。アメリカとのやり取りも書いてあって、良く分かった。事故原因完全解明ではないだろうけど、もう二度とこんな事故は起こしてほしくない。2015/09/27