タングル

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タングル

  • 著者名:真山仁【著】
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • 小学館(2022/11発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093866606

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内容説明

シンガポールを舞台に描く熱き人間ドラマ.。

追い詰められたニッポンは再びライジング・サンとなれるのか!?

地球温暖化を防ぎ、世界を変える可能性を持つ光量子コンピューター開発の第一人者である東都大学早乙女教授は、開発に前向きでない日本を見限りシンガポールの地で研究を進めていた。

モノ作り大国だった頃の天才的な技術者を募り、シンガポールの若者達を教育しながら前進する早乙女研究所。実現化が見えてきた時に利権を狙う大国たちが介入しようとしてきて……。

そんな中、ニューヨークのファンドから、あの男が早乙女教授の前に姿を現した……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

62
ご感想に惹かれて。大国中米の圧を感じつつガンバル日星両国の新技術開発の夢と熱気を存分に楽しむ物語。量子コンピューターって東大の先生が頑張っていたな~程度の知識で読み始めたのだが作中にプレゼン場面が随時描かれるので大丈夫!爺さんとオジサンとアンちゃんばっかやという点さえOKなら、天才研究者は飄々と岩を登りおじさんは身を挺して爺さん連に引導を渡し兄ちゃんは自分の道を歩き始める清々しさも味わえる。両国首脳の聞き分けの良さは是非見習ってほしい。そしてユメユメ軍事利用せんように。推しはJETRO上がりの居酒屋女将♪2023/02/03

セロリ

54
うーむ😔 意欲作だし、日本の現状を憂いて問題提起してるようでもあるが、表層を撫でてるだけに思える。物語として読ませるパワーが足りない。登場人物も多いのだが、ひとりひとりのキャラクターが作り込まれてないと思う。大きなプロジェクトを成し遂げるときには、見せる部分と見せない部分がある。その見えないところを仄めかしつつ、また敵か味方かわからないままにストーリーを進めてくれたら、もっと面白い物語になったと思うけど、全て見せてくれちゃってるから読者としてはドキドキもない。初読み作家さんなんだけど、他はどうなのかな?2023/03/11

punyon

43
ヤダ~、ヤンにチャンに私の苦手なカタカナ名前がいっぱい!おまけに登場人物の多さに頭の中はグチャグチャ…とか言いながら、光量子コンピューター開発を巡る日本とシンガポールのドロドロの駆け引きは、タングルという表題通り、量子物理学の話だけではなく、利権をめぐる駆け引きの縺れっぷりが面白すぎてもうすっかり虜。そして巻末の謝辞のシンガポール政府の太っ腹さ加減に、少々爽快すぎるこの決着のつけ方にも納得😊日本も本書を見習って老害政治家を退治して光量子コンピューターの開発で沈みゆく国に何とか歯止めを掛けて欲しいと願う2023/01/14

PEN-F

43
待望の真山仁さんの最新刊。光量子コンピューターが世界を変えるとか変えないとか言ってます。とにかくそんなことよりも、ハゲタカシリーズでお馴染みの鷲津さんが、どさくさに紛れて登場します。このサプライズが嬉しすぎました。2022/12/10

イケメンつんちゃ

37
真山仁 明日は リーダーに誘われたので 早朝8時に迎えに 見知らぬ友だちとの出逢いが 張り切って行ってきます 信州へ侵襲 読めない その都市の名は と聞かれたら 盛岡市 と答えてください 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第三十四弾 今回は 真山仁先生 いつもの図書館にて 今日返却されましたの棚にあった一冊 気になったので 借りました おもしろかった すらすら読みやすい ODA 織田信長か 難しい用語は目白押し どんな話かと聞かれると よくわからないし 彼女も読んでないし 犯人は誰なんや 天皇賞(秋)2024/11/11

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