内容説明
デジタル化が進む今、万年筆はなぜ魅惑の道具になり出したのか?国産化一〇〇年の歴史を振り返ってみると、単なる筆記具にはとどまらない、人間と社会が交錯するドラマと、好奇心を誘う魅力に満ちあふれていた―。ジャーナリストの視点から考察した、まったく新しい「万年筆」本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
インテリ金ちゃん
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明治革命から150年。創立100年を迎える企業も多く輸入から国産化に乗り出した時期なのだろう。万年筆についても先人の苦労に感謝!2018/05/27
ゆうゆう
1
万年筆は高級で手が出せないという先入観があった。確かにそれも一つの側面としてはあるが、筆記用具としての優れた面を知らされた。たとえ高価なものであっても、太い軸であっても、重さがあるものでも、使い手にとってその条件がフィットするのなら、効果のあるものだ。自分のための筆記具これぞ!という流行に流されない1本を欲しくなる。そして清水の舞台から飛び降りて買った1本を使い込み、掛け替えのない自分の相棒にしたいですね。2015/10/17
ケロ
1
プロフィットスタンダードを購入した時の付属本。万年筆が出来た経緯などを知ることができた。ペン先の種類も色々あることを知った。
gkmond
1
著者のコメントは自分には合わなかったが、知らないことがたくさん書いてあって楽しい本だった。セーラーの創業記念日と昭和天皇の関係とか。2011/04/13
etoman
1
「万年筆」一つとっても奥深いもの。昔、入学祝いで貰ったものの上手く書けなく、それ以来敬遠していたがまた使ってみようかな。2011/02/27