内容説明
――筋トレから腸トレの時代へ――
免疫細胞の60~70%が存在する人体最強の免疫器官であるばかりか、脳に匹敵する1兆以上もの神経細胞ニューロンが存在する考える臓器でもある「腸」。
腸をトレーニングすれば、ストレスに負けない免疫の基礎が固められ、生命力あふれる生き方が可能になります。
ビジネスマンをレベルアップさせる「腸トレ」の魅力を腸研究の第一人者が徹底解説。
本書で紹介する「腸トレ」は、ただ腸のことを考えた健康法の実践だけが目的ではありません。
腸内細菌が体に与える影響を踏まえ、自分が求めているものをはっきりさせ、各々に合った「腸トレ」を組み立てることで、あなたが求めていたものを手に入れるのです。
それは前向きな思考だったり、よい目覚めだったり、スリムで健康な体だったり、充実した長寿だったりするでしょう。
【今すぐ腸トレを取り入れるべき人】
□うつうつとしてやる気が出ない、幸せを感じられない
□疲れやすく、風邪をひきやすい
□生活リズムが狂っている
□頭脳明晰になりたい
□だんだん太り始めた
□老けたくない
□将来の健康や生活が心配
□今までの自分を変えたい
――腸を変えれば、人生が変わります
●はじめにより●
「脳トレ」も「筋トレ」もテレビ番組や書籍、雑誌など、ありとあらゆるところで目にしますし、もはや一般名詞といってもいい状態です。
ところが、「腸トレ」というのはほとんど目にすることがありません。腸の研究者としてはたいへん遺憾ながら、どうやら腸は軽んじられているようです。
しかし、長年の研究で腸のスゴさ、奥深さを実感してきた私にいわせれば、腸トレほど、さまざまな効能をもたらしてくれるものはありません。
腸をトレーニングして整えることは、さまざまな効能をあなたにもたらしてくれるのです。
特に筋トレは見た目にも効果がわかりやすく、精神面でも自信が持てるようになるため、意欲的に活躍しているビジネスマンのあいだでここ数年、一大ブームになっているようです。
それならば、ぜひそこに「腸トレ」を加えてみてください。
ぜひ気楽に、楽しみながら「腸トレ」にチャレンジしてみてください。きっと人生がポジティブなものに変化していくはずです。
●もくじ●
はじめに
Chapter1 男性に“腸トレ”をオススメする8つの理由
その(1):腸トレでストレスに強くなれる
その(2):腸トレで「折れない心」を養う
その(3):腸トレは「直感力」を鍛える
その(4):腸トレで「頭脳明晰」になろう
その(5):腸トレが質のよい眠りに導く
その(6):老けづらく、太りにくくなる
その(7):ビジネスマンの多くが悩む過敏性腸症候群も解決
その(8):私が特に男性に腸トレをおすすめしたい理由
Chapter2 厳禁!腸トレを邪魔する6つのNG
NG(1):可愛がりすぎは逆効果。気難しい腸
NG(2):清潔すぎる環境は、常在菌が家出する
NG(3):早食いはすべてにおいてよいことなし
NG(4):「押し付けごはん」を食べてませんか?
NG(5):「菜食主義や粗食は健康によい」を疑おう
NG(6):50歳を過ぎたら、炭水化物に気をつけよう
Chapter3 藤田式「最強の腸トレ」メソッド10
腸トレ(1):発酵食品には、賢いとり方がある
腸トレ(2):活性酸素を避け、抗酸化習慣を身につけよう
腸トレ(3):万能薬「短鎖脂肪酸」をどんどん作りましょう
腸トレ(4):必要な油と、不要な油を理解しよう
腸トレ(5):水の飲み方にも健康になるコツがある
腸トレ(6):腸を生まれ変わらせる「ボーンブロス」
腸トレ(7):糖質依存を断ち切ろう
腸トレ(8):週末プチ断食でライフスタイルを変える
腸トレ(9):平均体温を1℃あげてみよう
腸トレ(10):体からの“お便り“をじっくり読もう
Chapter4 「腸トレ」習慣化のための3つのステップ
ステップ(1):正しい理由と目標を掲げる
ステップ(2):TODOリストはこうして作ろう
ステップ(3):記録をつけてフィードバックする
参考文献
【発行】三五館シンンャ/【発売】フォレスト出版
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Kenji Nakamura
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