内容説明
なぜ、哲学者はミミズにハマったのか?12年前に開始された、独りきりのエコ生活の顛末。ミミズと太陽光発電による「エコ生活」の全貌をレポート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
27
これは面白い!自家菜園をやっているので、ミミズには馴染みがある。太くて大きなミミズがいてくれると嬉しくなる。大地は豊かなのだなあ~と思うからだ。土を耕してくれるし、ミミズが生息できる環境はよいと思うから。それにしても、ここまで徹底的に書かれると、次のページをめくるのが楽しくていたしかたないくらい。文章も読みやすく、先生の思いや人柄などが、よく伝わってくる。2020/03/24
とんかつラバー
12
タイトルに教授とあるが生物系の人ではない(哲学者らしい)正直ミミズコンポストについては他書にもっといいのがあるし、文章としても微妙な感じで最後まで読んだけど時間の無駄だった。文体も奇を衒って面白くしようとしてるのがイタイ。サブタイトルとかアフォリズムを文字ってるのとか。本のタイトルもだけど個人的なフェチ話もイラストも気持ち悪いし、庭に尿をまいたり蝿を大量発生させたり、こんな人が近所にいたら嫌だろうな、という感想しか残らなかった2025/01/20
takeapple
12
娘のゼミの担当教授だというので読んでみた。相当変わった人物のようだが、さすが大学教授だけあって読みやすい文章だ。太陽光発電と生ゴミをミミズに分解させているのか、それはうちと同じだ。うちのミミズは、自然にコンポストに大量に入って来るだけだが。それにしてもミミズは乳酸菌環境が嫌いなのか、わざわざ乳酸菌を作ってコンポストに投入していたのだが、まあそれでもうちはミミズが勝手に入って来るんだからまあいいか。三浦先生の他の本も読んでみよう。2020/03/17
アリ子
11
面白かった! ミミズのためにわざわざ生ごみを増やすというのは、もはやエコ生活ではないけど、絶滅を繰り返しながらの観察日記、とても面白かった。ヨーグルトはともかく、いくらなんでも巨大ゴキはNGだと思うが。2019/07/31
どらがあんこ
11
あらすじはあっけらかんと書かれているも、「ミミズ3000匹」「ミミズセラピー」なんて言葉でドン引きする。まぁ慣れるんですけどね。生き物との関わりの中でのズレは困るものだけど、本書ではそれが不可視のキャノワームからのサインだったりするから奥が深い。2019/06/15
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