内容説明
運動音痴、体が弱い、引っ込み思案……何をやっても中途半端にしかできなかった少年時代。何の目的もなくフラフラとしていた高校時代。しかし、彼の運命は交通事故で生死の境を彷徨った空白の三日間で変わった！ 470人中460番台の成績から、一日20時間の猛勉強によって半年間で医学部合格。さらに医師の勉強とあわせてキックボクシングへの挑戦。椎間板ヘルニア、アキレス腱断裂、数十回の鼻骨骨折……数々のケガを克服し、日本チャンピオンに輝く！ しかし彼の頭にはいつ破裂してもおかしくない爆弾（くも膜のう胞）があることが判明する……。
本書は現役の医師として活動しながら、キックボクシングの日本チャンピオンにのぼりつめた、世界で唯一の存在による著者だからこそ言うことができる、明日への一歩を踏み出せずにいる方々への「魂のメッセージ」であるのとともに、壮絶なる「挑戦の物語」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のし
6
すごいと思いました。常に逆境を跳ね除けながら、挑戦して克服する姿は尊敬します。こういう意思の強い人の本はモチベーションがあがる。読みやすく書いてあるので、すらすら読めました。2013/06/15
尿酸値高杉晋作
1
凡庸な少年で、なおかつ脳に爆弾を抱える著者がいかにして医師、そしてキックボクサーとなったかを語る熱き書。 「強くなければ優しくなれない...」良い言葉だね。2006/02/02
