成熟とともに限りある時を生きる

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成熟とともに限りある時を生きる

  • 著者名:ドミニック・ローホー【著】/原秋子【訳】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2022/11発売)
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  • ISBN:9784065283523

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内容説明

自分らしい生き方をしている人は憧れられます。いつでもみずみずしい笑顔で若々しい。衣食住も自分のスタイルがあるので何をしてもエレガントに見えます。自分も自由、だから、あなたも自由でいい。そんな大人の「私らしい生き方」が本書で学べます。
たとえば人は、「比べる」ことで幸せや不幸せな気持ちになります。顔やスタイル、持ち物、自分や家族の学歴、財力、社会的地位などなど、人と比べて感じる幸せは、相手に負けられないという気になったりして、自分自身を見失う原因になります。
誰とも比較しなければ、心は平安です。どうすればいつもそうでいられるでしょう。ドミニックさんいわく、「旅行や食事、住まい、消費などでステレオタイプになるのを避けてごらんなさい。自らの価値観で行動すれば、比べることは少なくなります」と。
本書では、このほか「受け入れる」「自分を尊重する」「一定の距離を置くこと」「分相応を覚える」など、「心軽く自由に生きる」ための貴重な秘訣が綴られています。

目次

第1章 バラの香りがかすかに残る手の人に
第一線で活躍する高齢トップモデルのぶれないセオリー
日常の小さな勝利がよい風を呼び込む
ある精神科医の自己中心的な人への処方箋
「どのような選択をしてきたか?」が私たちの人生
自分の人生をコントロールする鍵 他
第2章 今日は限りある人生を始める最初の日
偽物っぽくしなければ、よいほうに変わり続けられる
諦めるのは先に進むため
5分間で本当に重要なこと3つを見つける
怠惰な時間もあなたの脳には必要
誠実な人は自分の知っていることしか語らない
年をとるほど愛される人 他
第3章 人の目から離れて、自由になる
相手がどう思ってもそれはあなたの問題ではない
人の目の縛りが解かれたらあなたはどうなるか
「私にはわからない」と言える人になる
比較の対象とすべき唯一の人物は、自分自身 他
第4章 おつきあいの習慣を変えるだけ
自分のベールを完全にはがさない
日本人の言葉に拠らない温かみのある接し方
「交友関係は腹六分」と説いた美輪明宏
あなたの語彙から「いつも」と「絶対に」を消す
夫と別れたあとすぐに探した3つのもの 他
第5章 自分らしさこそシンプルの極み
グレース・ケリーの小さなハンドバッグ
マーケティングから離れた女性たちの選ぶもの
成熟したインテリアに感じる、快適さのわけ
京都人とともに近隣を旅する
ミチコさんのパリの新婚旅行 他
第6章 プレーンであり、アウトサイダーであること
なぜ、プレーンな人は人と自分を比べないのか
江戸文化のアウトサイダー、売茶翁の生き方
一日一日をよくすごすことが品性を育てる
アーティストが限りなくシンプルになる理由 他
第7章 豊かな暮らしを選ぶ目をあなたへ
タルトの型にはまらないという選択
あなたの願望が世間の幸せモデルでありませんように
シンプリシティとは真逆な最先端の便利な生活
私の最期の日まで一緒にいる「私」へ 他
第8章 生きていくエネルギーを満たす
エネルギーの満ち欠けに合わせて行動してみる
アメリカで始まった「逃す喜び」運動
何もしない日は、最も生産的な日と同じくらい重要
SNSでアップデートに苦しむナルシスト 他
第9章 上質な人生は「気づき」から始まる
成熟した大人は自分を犠牲者扱いしない
「すべてがうまくいく」と決断してみる
2枚の写真が教えてくれたこと
過去と現在の自分はどう変わっていますか? 他
第10章 孤独が内面の豊かさを育む
家族との関係に孤独が必要となるとき
他者に感じる責任から解放される術
精神に軽やかさを取り戻す静寂という贅沢 他
第11章 「極楽とんぼ」である秘訣
「小さなことをひとつだけやってごらん」
明らかなことは常に「今、この時」の生き方
分かれ道に来たら往く人の少ない道を選びなさい
極楽とんぼとの出会い 他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

15
きちんと生きていればどうやったって人は成熟していく。少し前まで自分自身の中で渦巻いていた悩み苦しみも嘘のように消えていく。何故そうなるのかといえば、大人になるにつれて自らの意思できちんと選択ができるようになるからだ。内側にそうしたものが生じないような精神的な立ち回りを覚えるからだ。ポジティブな意味での諦観と共になるべく欲を削ぎ落としていくこと。今いる場所と手に残るものに満足すること。幸福になるために必要なのはこれだけなのにな。2024/01/09

八角屋

4
そういうココロモチで生きられたら気持ちいいだろうね、とは思うが全部マネするのは無理。できるとこだけ見習いたい。図書館で借りて読んだけど、買って繰り返し眺めてもいいかな。2023/04/05

うちだ

4
ローホー上級者向け。内容は僕にはとてもしっくりくるのですが、一方で彼女の主観や思想も多分に含まれているので(そして僕は人からよく変わり者だと言われるので)、万人にはおすすめできないかなと思いました。不必要な人間関係を断ち、他人に干渉したり余計なアドバイスをしない。シンプルな服装を心がけ、自分のスタイルを確立する。とまあ僕がブックマークを付けたりアンダーラインを引いたりした箇所はこんなところなのですが、振り返ってみると彼女の他の著書でも大体書かれていることでしたね。2023/02/10

spica

3
ローホーさんの著書は好きでほぼ読んでいて、シンプルに日々こうありたいと思うことが伝わってくるのですが、今回はいつもよりちょっと複雑で高度な感じを受けました。日常のさらにその先の心持ちというか。そうありたいけどなかなか難しい。また時間を置いてからゆっくり読み直そうと思います。2023/04/21

Yoshihiro Yamamoto

2
B 「捨てる贅沢」に心を打たれ、ガンガン不要なものを捨てることができるようになり、家の中がすっきりとしてきた。シンプルに生きることがとても心地よいことにも気づく。そんなこともあって「時間の使い方」でもなにか参考にならないかと思ってこの本を手に取った。しかし、「スマホとの関わり方」以外はほぼすべて自分が実践していることが書かれていて、「そうだよなー」と共感するばかりで新たな知見は得られなかった。そういえば、著者はフランス人で京都にお住まいとか。京都はフランス人が多いが、シンプルさとマッチした町なのかなぁ。2023/05/17

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