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内容説明
「娘と性について話したいけど……」と悩むお母さん、お父さんへ。
10代女性の「心」と「体」を守る最新情報を1冊にまとめたこの本を、そっとお渡しください！
生理、第二次性徴にともなう体の変化、不安定な心理状態、恋愛にネット、そしてセックス。
10代女性が抱えるさまざまなモヤモヤに対して、しっかり答えます。
学校ではしっかり教えてもらえない、心と体がラクになる「性」の知識を得て、幸福に生きる（Well Being）ためのスキルを手に入れましょう。
この本は、これから体の変調を迎え、さまざまな悩みを抱えることになるティーンの女性に向けて、ユネスコの提唱する世界基準の「包括的性教育」の沿って、正しい性の知識を紹介する本です。
生理前に起こるさまざまな身体の変調「PMS」、避妊以外の効用が高い「低用量ピル」のほか、SOGI、境界線（バウンダリー）、体の自己決定権（ボディリー・オートノミー）や性的同意など、これからの時代を生きていく女性にとって大切な知識をわかりやすく紹介します。
ナビゲートするのは、体の持ち主である「お嬢さま」のために日夜活躍するマクロファージら免疫細胞や、子宮内膜細胞たち。
彼ら人体を構成する37兆もの細胞の総意として、10代女性が抱える悩みに応えていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Twakiz
29
コミックの体裁をなしてますが中身は一部イラストやコミックからの抜き出しコマがあるのみで中身は真面目な解説本です。月経関連から性犯罪までかなり突っ込んだ内容まで記載あり。中学生の娘に読ませるべきかどうか迷うところ。高校生なら読んだほうが良さそう、この感覚がもう古いのかもしれない。このシリーズ細胞を擬人化する根本のアイデアはすばらしい。2023/01/23
双海（ふたみ）
6
体の変調を迎え、さまざまな悩みを抱えることになる10代の女性に向けて、ユネスコの提唱する世界基準の「包括的性教育」の沿って、正しい性の知識を紹介する本。生理前に起こるさまざまな身体の変調「PMS」、避妊以外の効用が高い「低用量ピル」のほか、SOGI、境界線(バウンダリー)、体の自己決定権(ボディリー・オートノミー)や性的同意など、これからの時代を生きていく女性にとって大切な知識をわかりやすく紹介。いつも思うんだけれど、こういう本は男性も読んだほうがいいと思う。2023/09/18
ユウティ
4
とても良かった。自分のときの性教育といえば中絶とかエイズについてがせいぜいだったので、ナプキンのつけ方、わき毛の処理、ボディ・ニュートラルという考え方、デートDV、親の虐待からの逃げ方、性自認や性的同意など、「性」に関することの幅が広がっていて驚いた。こういう本は歳をとっても時どき読んで勉強したいなと思う。2023/03/15
おさと
4
もっと突っ込んでもいいなあ、という内容。網羅はされてるけど。2023/02/28
summer
3
とてもわかりやすく丁寧に書いてありました。今年大学生になる姪っ子にプレゼントしようと思います。私も著書と同じように十分な性教育、身体のしくみ、妊娠と出産についての知識を享受されて来なかった世代です。新しい発見もありました。このような本を読んで自分の情報量をアップデートしていきたいし、子どもにも数年後に伝えて行きたいです。2023/03/31
