世界が面白くなる!身の回りの哲学――日常生活から人生、抽象的概念までを哲学する。

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世界が面白くなる!身の回りの哲学――日常生活から人生、抽象的概念までを哲学する。

  • 著者名:小川仁志【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • あさ出版(2022/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866673790

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内容説明

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「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ!」
これは、アランの『幸福論』に出てくる有名な言葉です。
このように、哲学者たちは私たちをハッとさせるような言葉や考えを残しています。

●哲学者76人の思想をもとに
 日常生活から人生、抽象的概念までを哲学する。

「哲学」とは、
頭をすごく使うこと、頭がいい人がすることなど、
高尚なイメージを持たれている人も多いかもしれません。
しかし、そんなことは決してありません。

「愛とは何か」

「死とは何か」

「正義とは何か」

「世界とは何か」

「性とは何か」

など、
疑問に思うことを
「なんだろう?」と自分なりに考えてみたらいいのです。
では、哲学すると、どんな良いことがあるのでしょうか?

哲学することで悩みや問題が解決します。
悩みや問題がなくなれば、世界がより良くなったと言っていいでしょう。
だから、わざわざ考えるわけです。
考えても苦しいだけなら、誰もしません。

しかし、哲学の場合は答えが出るのです。
しかも世界を良くする答えが――。
生活の中の些細なことから、
・政治の話
・宇宙の話
・科学の話
何についてでも考えることができます。

本書でも、
まさに暮らしの中のテーマから政治や宇宙、
科学の話まで、実にバラエティに富んだテーマ、
つまり身の回りの話題を哲学しています。

各テーマにおいて、
哲学者(時には科学者)の考えと著者の考えを紹介していますので、
本書を読みながら「自分ならどう考えるだろう」ということを
意識して言語化してみてください。
それがすでに哲学なのです。

■テーマ
遊び/顔/趣味/お金/睡眠/正義/政治/戦争/LGBTQ+
ポスト資本主義/AI/インターネット/SNS/宇宙/バイオテクノロジー
パンデミック/震災/気候変動/原子力発電所の事故/事故/幸福
仕事/家族/死/宗教/自由/愛/悪/時間/世界


■目次

●第1章 日常生活を哲学する
・1-1 遊び
     ヨハン・ホイジンガ/エリック・ホッファー/フリードリヒ・ニーチェ/ロジェ・カイヨワ
 
・1-2 顔
     和辻哲郎/デボラ・L・ロード/エマニュエル・レヴィナス

・1-3 趣味
     三木清/和辻哲郎/バートランド・ラッセル

・1-4 お金
     ジョン・ロック/カール・マルクス/ゲオルク・ジンメル/ジャン=ポール・サルトル

・1-5 睡眠
     アリストテレス/カール・ヒルティ/ジークムント・フロイト

●第2章 社会を哲学する 

●第3章 テクノロジーを哲学する 

●第4章 災害を哲学する

●第5章 人生を哲学する

●第6章 抽象的概念を哲学する

■著者 小川仁志(おがわ・ひとし)
哲学者 山口大学国際総合科学部教授 博士(人間文化)
1970年、京都生まれ。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。
専門は公共哲学。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひこうき雲

55
プロローグが一番好き。 「疑って、視点を変えて、再構成する」「自分はどう思うか」を考えるだけで、再構成になる。そして自分の言葉を言語化すると哲学になる。2023/01/14

本よみお

4
初心者向けの哲学の入門書。様々な議論すべきテーマに対して、有名な哲学者の思想や言葉を分かりやすく紹介してくれる本。著者の意見もあり、自分の意見を書き込む欄もあり、実用的である。内容は分かりやすいが、哲学者の紹介はさわりだけで、そこまで詳しくは書かれていない。2024/01/09

はち

4
プロローグにもあるけど確かに近年「哲学」というキーワードを目にする機会が増えたように思う。そもそも紀元前の思想が現代にも通用するってそれだけ人間って同じことに悩んだり、考えたりしてるってことだよなぁ。それが「あれ?もう考えられてるじゃん」みたいな感じでフューチャーされてるのかも。日常生活/社会/テクノロジー/災害/人生/抽象的概念という身近な切り口で紹介されてるのでとっつき易い。貨幣論あたり、なるほどなぁと思ってしまう。「哲学する」とは疑って、視点を変えて再構成する。それを言葉で表現すること。レッツ哲学!2023/01/15

2
日常のさまざまな物事を、有名な哲学者の考えに照らし合わせて考察する内容。哲学って難しそう。誰の本を読んだら良いのかわからない。そんなひとへの入門書にもぴったり。それぞれの哲学者の著書も紹介されています。 哲学の仕方とは「疑って、視点を変えて、再構築する。そして、その結果を言葉で表現する。」ことだそうです。2024/01/05

れい

1
愛とは、自由とは等、色んなものを哲学的視点で見た内容。スッと腑に落ちるものと、なかなか理解が難しいものと様々。でも何があってる間違ってるではなく、自分なりの視点を持つことが大事なのだな、と気付かされる。2023/12/12

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