内容説明
幼くして視力を喪い、ピアノを友とするようになってから、著者のかたわらにあったリストの作品たち──。
『ラ・カンパネッラ』『愛の夢』『ハンガリー狂詩曲』『エステ荘の噴水』『タランテラ』……長年のレッスンをつうじて探りあてた1曲1曲の魅力の源泉。
リストが生涯追い求めた愛と信仰の姿とは?
いまピアノを学ぶ子どもたち、教える先生たちに届けたい心の栄養。
日本エッセイストクラブ賞受賞の人気作家が初めて贈る音楽エッセイ。
金子三勇士さん(ピアニスト)推薦!
「時空と次元を超えたリストの魅力とは? 音楽のコスモポリタンの真の姿を追う。」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あんさん
12
三宮麻由子さんが弾いてきたリストのピアノ曲の数々を、三宮さんの幼い頃からのエピソードと合わせたエッセイ。想像以上に本格的にピアノを学んでおられ驚いた。リストが外国人のためパリ音楽院に入学を拒否されたことと三宮さを自身の障害ゆえに中学受験を拒否された経験、またカトリック信仰、音楽への思いなどの共通性が重なり、曲のリズムや和音進行から深い精神性が感じられるとのこと。ドビュッシー、ラヴェルは目から音楽を作り、リストは耳からと感じるとの説明は私には新しい発見。今後、音楽を聴く際それら数々の視点を意識してみたい。2026/05/26
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