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内容説明
イメージアビリティ.この独自の概念を提唱する本書は,かつて都市デザインの世界に新風を吹き込んだ.以来およそ半世紀.著者ケヴィン・リンチの卓抜した眼差しは,いまなお清冽な光を放ち,示唆に富む.美しく,楽しい,喜びある都市の姿とは.待望の声久しい名著を,装い新たに再刊する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
目次
序文
I 環境のイメージ
わかりやすさ/イメージづくり/ストラクチャーとアイデンティティ/イメージアビリティ
II 3つの都市
ボストン/ジャージー・シティ/ロサンゼルス/共通のテーマ
III 都市のイメージとそのエレメント
パス/エッジ/ディストリクト/ノード/ランドマーク/エレメントの相互関係/変化するイメージ/イメージの特質
IV 都市の形態
パスをデザインする/他のエレメントのデザイン/形態の特質/全体としての感じ/大都市の形態/デザインの過程
V 新しいスケール
付録A オリエンテーションに関して
付録B 調査と分析の方法
付録C 2つの分析例
書目
解説
訳者あとがき
いま『都市のイメージ』を読む(西村幸夫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なつ
14
都市に感じる快・不快という個人の感覚的なものを、社会的に捉えるにはどうすればいいのか。その1つの答えを提示している事に本書の価値があります。都市分析の手段としての5つのエレメントの解析は都市のみでなく造園やインテリアにもそのまま用いることができそうです。しかし、理論の粗さも感じます。都市のイメージのしやすさが直接、暮らしの豊かさには繋がらないとも感じました。作る側と使う側の双方に「都市分析の手法」を提供したことに本書の意義があるのかなと思います。難読な文体でしたが、デザインにも活きる良い読書体験でした。2019/07/23
Sakurai Daisuke
3
建築を学ぶ人は必ず「都市のイメージ」に触れることになるほど有名な本であるが、今いち授業だけでは分かりにくかったので本を読むことにした。 古い本であるが、都市を「分かりやすさ」という視点から捉え、形態的に都市の構造を考えたことで現在読んでも力強い説得力が感じられた。 正直もっと早くこの本を読んでたらと思った。 今度街を歩く時にパス、エッジ、ディスクリト、ノード、ランドマークを意識して歩くと新しい発見があるかもしれないと感じた。2016/05/07
ビイーン
3
読後のメモ。環境のイメージの3つの成分。アイデンティティ、ストラクチャー、ミーニング。イメージアビリティ。都市のイメージ、5つのエレメントのタイプ、パス、エッジ、ディストリクト、ノード、ランドマーク。2015/03/15
BananaBoyfriend
2
1960年の本だけど、都市のイメージを明確でわかりやすいものにすることが、物理空間で迷わないことだけでなく、心理的な安定・帰属感を生み出すという主張は、スマホが普及した現代でも言える。確かに地図アプリを見れば道には迷わないけど、自分の住む場所周辺の分からなさとかidentityの無さ、空間体験の貧しさは疎外感とか退屈さに繋がる。コロナ時代に、歩いていける近隣空間の重要性が認識されて、そういう意味でも価値がありそう。2020/06/30
TAKAMI
2
都市デザインを学ぶ大学なら必ず参照されるであろう教科書的な本だが、授業では都市分析の手段としての5つのエレメントのことしか扱わなかった気がする。しかし本書を読むと内容の偉大な点は分析手法にはないことがわかる。イメージアビリティという概念を提示し、視覚的に認識しやすい都市デザインがいかに大事かということ。そうした優れた風景を持つ都市は人々に覚えられ、楽しまれる。またそこで営まれる日々の生活は、そうでない風景の中で行われるよりも深みが与えられる。デザインの意義について考えさせられる名著でした。2015/11/22
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