内容説明
茶番劇と化した記者会見。民主主義に反してでも自らの利益を守ろうとする二枚舌。事実を隠蔽し、美談をでっち上げるこの業界には倫理規定が必要だ。凶弾に倒れた元首相への下衆の勘繰りから「性教育」の歪め方、記者の指詰め伝説まで。20年間、1000回超の名物連載から、厳選した30本で新聞が隠す欺瞞を暴く!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tomo
13
☆☆☆☆ 記者クラブの武勇伝、たしかに凄いし、大変だとは思うけど、やっぱり馴れ合いが批判されている現状では、解体やむなしかなぁ。朝日・毎日がひどいのは知っていたけど、出るわ出るわ。法律に守られ新聞社の株式は購入出来ない(経営にタッチ出来ない)し、新聞社がTV局を持つという海外では禁止されているクロスオーナーシップ制度を保ち…「TV・新聞などのマスコミ」って、どっちも経営主体、同じなんですけど。2023/01/02
templecity
9
産経新聞の解説員の著。朝日新聞、東京新聞への批判をする。従軍慰安婦の誤報を含め、新聞の嘘を指摘する 2023/05/25
山嵐電撃吹雪拳
2
まあ、新聞はA日に限らず、どこも信用に値しないな。最近は毒にも薬にもならないくたらない番組を垂れ流すだけの存在だが、テレビも同様だ。著者が心配しなくても、A日を含む紙媒体の新聞は全て、今のペースでいけばあと十年もたないだろうし、その頃には新聞業は採算はとれなくなってるだろう。新聞・テレビ共に記事の捏造や都合のいいように事象を切り貼りして報道する姿勢は、「自分達が世論をつくる」などという思い上がりからだろう。海外報道の翻訳やネット動画の寄せ集めだけで、新聞もテレビもあと何年生き長らえるのかな。2023/09/23
かおりん×2
1
これらのことが全て事実ならとんでもないことです。新聞を学校教育で使う場合、かなり気をつけないといけないと思いました。2023/03/25
terry
0
相変わらず元気な高山節。今回は高山さんの若い時の武勇伝もあり楽しく読ませる。まだ貧しい時代、残る家族に迷惑をかけたくない一心で禁を破って神社の前に佇む老人達。今、飽食の時代に若い者はほっといてもっと老人福祉を、と叫ぶ老人達がいる。高山さんの怒りのネタは尽きない。2023/04/03
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