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内容説明
登山後の楽しみの1つが山麓にある美味しい料理、すなわち下山メシ。
下山メシ選びのポイントは2つ。
「歩かず=登山口や駅、バス停から近い」と「待たず=すぐに入れる」。
登山ガイドでフリーライターの著者が、ご当地食材を使った料理や小さな食堂の何気ない一皿、そしてカフェのスイーツまで、下山後に味わったとっておきの60店を紹介します。
■紹介エリア
奥多摩
高尾・富士五湖周辺・中央線沿線
秩父・奥武蔵
丹沢・箱根・三浦半島
茨城・千葉・群馬・栃木
■著者について
西野 淑子(にしの・としこ)
1969年山口県生まれ、埼玉県育ち。
出版社で編集のアルバイトを経て、フリーランスのライター&編集者に。
2017年に日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージⅠ)の資格を取得。
関東近郊を中心に低山歩きからアルパインクライミングまで楽しみ、気の会う仲間と山を歩き、下山後に美味しいものでお腹と心を満たすことに無上の喜びを感じている。
主な著書に『東京近郊ゆる登山』ほかの「ゆる登山」全4冊(実業之日本社)、『ゆる山歩き 思い立ったら山日和』ほかの「ゆる山歩き」全3冊(東京新聞)など。
単著以外にもガイドブックや山岳雑誌、新聞連載など多数執筆。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
20
関東近辺の山麓にある個性と魅力溢れる食事処紀行で、贔屓の店も多く出ている素敵な一冊。なのだけどなぜ白黒。店や料理の写真も豊富だし、こういう本こそカラーなのに、とそこが唯一にして最大の残念ポイント。今は食べられない閉業店とその料理のコラムが目を引く。この異常な3年と当面は永続的な高齢化、人口減は確実に山里の店もを減らしている。個人的にも絶メシが増えたことよ(泣)。あと消費性向や観光スタイルの変質か。車至上、コスパタイパ至上の空き巣狙いの如き貧しい観光じゃなあと。公共交通機関や最寄りの街・集落といういわば過程2022/12/10
サラダボウル
14
ドラマの志田未来ちゃんが本当にかわいい。緑の中を歩く(私は登らず温泉とかハイキング)、お店を探す、美味〜!満足♪という、休日の至福。本書は、奥多摩や三浦半島など、私の行動範囲にかぶっていてとても嬉しい。今年最後の一冊に。笑顔になる、幸せって、そんなことでいい。2024/12/31
カナリア
9
知っているお店もあり、みんな行くところは大体同じだなと妙な納得。2023/01/23
すくすく
8
関東近郊の登山と、その帰りに美味しくいただく地元グルメ(=下山メシ)。行く山への愛と、下山メシへの敬意と愛情がたっぷり詰まった本。読み進めると一緒に地元の食堂やレストランでお食事をいただいているかのよう。おなかがいい感じに空いてくる。ドラマもなんとも言えない良い雰囲気だが、文字だけでこの雰囲気と空腹を呼び覚ませるなんて、すごいなぁ。本片手に登山しに行きたい2024/12/11
あきひと
8
ヤマケイオンラインで「下山メシのよろこび」を書いているライターで山岳ガイド資格を持つ西野さんが、日帰りで行ける関東周辺の駅やバス停近くのメシ屋を紹介。4ページでどの山から下山したのかと、お店の魅力はじめ、訪れるに必要な情報をコンパクトに纏めている。 下山後ちょっと一杯を楽しみに歩いているので、知っている店が多く含まれているが、奥武蔵方面の店は知らない処、興味深い処が多く、早速に秋から冬に掛けて行ってみたい。とても参考になった。2023/08/29