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内容説明
よかれと思ってやることがなぜ逆効果に? 「自分ならこうする」「こうすればいいんだよ」と解決策を押しつける。「そんなことは放っておけば治る」と問題を軽く捉えて突き放す。「大丈夫?」「今日はどう?」と心配のあまりかまいすぎる。「会社にいかないなら家事をやって」と自分の不満や不安を口にしてしまう。……こんな対応をしていませんか? 家族の初期対応は重要です。自分たちのやりかたが本人を疲れさせていないか、冷静になって振り返りましょう。まず発症の背景を理解し、その背景にある“家族の価値観”を見直して、家庭を休息の場所にし、ほどよく治療に伴走する方法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
7
★★★☆☆ 本人だけではなく家族にとって役立ちそう。イラスト多め、文字も小さくなくて適量で好印象。本人が読む場合、このくらいの文章量がちょうどいい感じだと思う。「「欠勤」より「早退」のほうが危険」のところの説明がまったく腑に落ちた。「欠勤」できた場合ってのは自分でストッパーがかけられているけど、「早退」って無理して出社して、ポキって折れた場合だもんなあ。2025/05/27
まさき
1
妻の心の病の対応を考えるために読了。適応障害の理解が深まった。妻は明らかに、発達障害?(幼少期のトラウマに起因した二分思考)に端を発した適応障害なのだろうと見当がついた。症状を和らげるための薬物療法では限界があり、思考のパターンを修正する精神療法が必須なのだろうと腹落ちした。あとはいかに妻を精神科に連れて行くかが問題だ…。前途多難。2025/05/09
K
1
(2022,493.7)こんなに長びくものなのか。著者はこの手の本をけっこう出してます。2025/01/30
kage89ricken
1
同シリーズの【「適応障害」って、どんな病気?」】と共に読了。前作は一般論が主だったが、こちらは家族でできることのより実践的な内容が書かれている。人は日々ストレスを感じ、その都度無意識に対処している。しかし、ストレスを受けた際に現れるその人の思考パターンによっては、対処が上手くいかないこともある。長い年月を経て培われたその思考パターンに自分で気づき、自分で修正していく作業は、誰にとっても有効であると思う。家族のケアをしながらも、(自身を含む)家族で価値観を変え、レジリエンスを高める機会としたい。2024/08/10