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内容説明
もはや学ぶだけで十分な時代ではない。古いアイデアやビジネスを置き換え、組織が常に学び直すためには何が必要か? 最先端の組織戦略「アンラーン」で、学習能力を覚醒させる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつお
13
リスキリングの真髄。 この本は「アンラーニング」の重要性を説く。古い知識を捨て新たな学びを受け入れるべきだと述べており、テスラの事例を通じて固定観念に囚われない学びの重要性を示している。また、企業が革新を達成するためには、マネジメントが新しいアイデアを積極的に取り入れ、アンラーニングの文化を醸成する必要があると強調している。余計なものを削ぎ落とす美学をビジネスに応用することが奨励されており、この本から得られる「捨てる勇気」が今の時代には特に必要だと感じる。2024/06/23
やましん
7
トップポイントで概略だけ確認。成功するために既存の考え方や行動を見直し、成功に効果的な考えなどを再学習することを薦めた本。将来の成功のために「古くなった考えや行動を新しいものに置き換える」ことの大切さを説いていてあながち間違ってないとは思うのだが、「古い・過去」=悪、「新しい・将来」=良という図式で展開される論理構成にはよく注意しておきたい。それはあくまでこの本の前提であって、普遍的な法則ではないし、どんなに新しく見えるやり方も結局は過去の誰かが失敗した過去のやり方なのかもしれないのだから。2023/07/10
Morimoto
2
脱学習(unlearn)とは「いまや成功の障害になっている考え方や身につけた行動様式を手放し、見直す」こと。脱学習することで再学習し、ブレイクスルーが生まれる。何を脱学習したいのかをはっきりさせ、大きく考えて次の小さなステップを踏み出し続ける。そして達成した結果をじっくり検討し、不確実でわからないことを受け入れ、もう一度、安心・安全よりも勇気を選ぶ。マネジメント、顧客、人材と組織、インセンティブ、ビジネスモデル、プロダクト・イノベーション、あらゆる対象を脱学習。そのために誰よりも先に自分が変わる、ですね。2024/01/08
向山 彰彦
2
アンラーン戦略、ざっくりわかった2023/05/05
gender
1
奥さん本。「本当にこの本のとおりなのよ」と言っていたので、どうやら、内容的にだいぶ刺さったらしい。一定の成果をあげてきたビジネスマンがどうやって過去の自分の成功体験を「アンラーン」(手放す)するのかについて論じている。やっぱり、仕事が人生の一部になっているような中年男性にとっては、それを手放ていくのっていうのが、自分の体みたいなもので感情的にだいぶ厳しいんだろうなあ。要はプライドが高いんだろうなってことです。プライドは大切だけど、プライドだけじゃ食べていけないもんね。2024/11/16