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内容説明
みんなとちがっている自分を好きになる方法。
「どうして何もかもがこんなにたいへんで、傷つくことばかりなんだろう・・・・・・」
10歳の女の子タリーは、ときどき感情がコントロールできなくなって爆発したり、場ちがいなことを言ってトラブルを起こしてしまう。周りの人には「みんなと違ってる子」と見なされて、理解されないこともしばしば。
みんなと同じ「ふつうの子」になりたいのに、それがどうしても「できない」毎日は苦しいばかりで、わたしがわたしじゃなかったらよかったのにと思う。
そんなタリーだが、やがて自分の中のどうにもできない衝動の原因が自閉スペクトラム症にあることを知り、自分らしさを受け入れて生きる道への一歩を踏みだしていく。
「タリーの心の声を聞いてみると、ひとつひとつの言動にはちゃんと理由があり、それはほかの人とちがっているどころか、むしろ深く共感できる」(訳者あとがきより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
27
#NetGalley 著者のリビー・スコットの自分の経験をもとにして、タリーの物語か生まれたのだろう。「みんなと同じようにしなければ」と自閉症スペクトラム症と診断されたタリーは色々な我慢をしていた。スペクトラム症は十人十色、どうしたいのか?にはちゃんと理由がある事を知れた。タリーのように「ありのままの自分でいること。自分を受け入れること。」を知る事で、「みんなののぞむ自分か、ほんとうの自分か」を考え、ありのまま、ほんとうの自分を受け入れたタリーに拍手!"自分自身であれ(オスカー・ワイルド)"YA。2022/12/16
ヒラP@ehon.gohon
13
自らが自閉症スペクトラム症だというリビー・スコットさんの作品です。 自閉症の特性を感じさせながらも、これだけの表現力には驚きです。 高機能自閉症というグレーゾーンにいるからの苦しさがよく解ります。 私が関わる重度発達障害の子どもたちは、これだけのコミュニケーション力を持ちません。 内にある感性が、タリーのようなものであるかもしれないと、考えさせられました。2025/06/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
自閉スペクトラムと診断された少女タリーの心の葛藤。受け入れることの葛藤もリアルに描かれている。 【多様性を理解するー困難とともに生きる】2025/03/03
ぷりん
1
みんなとの違いに悩み苦しむ女の子が、自分は「自閉スペクトラム症」だと知り、少しずつ受け入れていくにつれて自分を知っていくお話。 どうしてそう感じてしまうのか? おそらくそれは誰にもわからないけれど、変わっている、違っているという言葉で終わらせてしまうのではなく、そう感じる人もいるのだと理解を示たらいいのでは…と思う。彼らの感じ取る世界を、ほんの少し見せてもらえた気がする。そんな物語でした。2023/01/28
高麗(こま)
0
・2024/02/08
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