内容説明
21世紀後半、世界は相変らず血と硝煙に満ちていた。レッド・アメリカと呼ばれるキューバ、ニカラグア地帯で起きたテロリストたちによる殺戮事件は、敵味方の区別なく死体の山が築かれた。その頃〈ミュウ・ハンター〉としての戦いを終えたシド・アキヤマはイラン・テヘランにいた。そこに内閣官房情報室の黒崎と名乗る男が現れ、〈サイバー・アーミー〉と呼ばれる四人組テロリストの殺害を依頼される。四人の名を聞いたアキヤマは驚愕した。すでにこの世にはいないはずの人物だ。しかもそのうちのひとり、ジョナはかつてアキヤマが愛した女性だった……。アキヤマの戦いが再び始まろうとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
21
スケールが大きな戦いが繰り広げられています。ラストはエッと思いました。2024/06/28
ひさか
19
1989年7月トクマ・ノベルズから書き下ろしのガイア戦記を刊行。改題して、2010年1月徳間文庫化。2022年11月徳間文庫新装化。シド・アキヤマシリーズ2作目。日本政府から依頼され、アキヤマはプロフェッショナル4人を集めて人為的に異能化された4人の殺戮者に対抗する。達人の陳の技が素晴らしい。今野さん初期のバイオレンスアクションものだがそれなりに楽しく面白い。しかし、飛ばした1作目はもういいかな。2023/03/27
りちゃ
5
前作同様、スケールは大きいのだが…。こんだけかい、といった感じ。前作を読んでいないと、次々と登場してくる人物に戸惑う。とにかく、アキヤマはスゴく強い。2023/06/28
のりべぇ
4
最後の封印の続き?主人公は同じ、出てくる仲間も共通。舞台は2060年位(作中に1980年前半は80年ほど前とある)最後の封印は現代っぽく、作中に皆二度と会わなかったとあるからパラレルワールドか。ソ連はあるようだし。敵はサイバーアーミーなるサイボーグ戦士or改造人間orマシンナーズプラトゥーン等(懐かしい)敵の親玉は三人の天才的頭脳(ブラックゴーストか)。色々懐かしかった戦闘シーンはリアルさも求めたためかサクッと終わってもうた。続きは、書けんよな…漫画か映画のような結構ベタ展開、私は嫌いでない。2024/09/01
もえぞう
3
30年以上前の本の新装版です。シド・アキヤマ シリーズ第2弾で、これ以降は出版されてはいません。今野敏さんの本は登場人物が多くなると、キャラの魅力が薄っぺらく感じてしまう作品が何冊かあり、この本にそれがでていました。少々残念な本でした。2023/05/05
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