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玉砕か、降伏か、人間の尊厳を問う衝撃の問題作!
戦記ドキュメンタリー完全復刻!
「硫黄島は、その名のごとく硫黄の島であった。井戸を掘っても、硫黄臭い海水まじりの湯が出る」。昭和20年2月、米軍に包囲されながらも、日本軍は必死に戦っていたが、押し寄せる物量の前に徐々に攻略されてしまう。やがて弾薬も食料も尽き、決断の時が迫る。玉砕か、降伏か、人間の尊厳を問う衝撃の問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
65
昔の恋人がすごく嫌な奴なのだけれど、夏になると戦争のことを少しずつ勉強しているんだ、と言ったことが胸に刺さっていて今夏から本気で勉強している。ここに来て、戦争を知らないと何もかも考える根底がなくて創作にならない。。そう思ったからだ。戦うことがかっこいいと無邪気に思う一方、愚劣だとも思う。しかし自衛のための戦いはしなくてはならないものだと思う。その矛盾を自分の中で考え続けるためにもたくさんの戦争の歴史を体内に住まわせようと思う。耐えきれるまで。2014/09/07
読特
42
負けが決まった硫黄島。乏しい水と食糧。無為な闘いを避け、部下の命のために「白旗」を掲げる海軍将校。筒抜けていた暗号。ブーゲンビルの空中戦で壮絶な死を遂げた海軍大将。戦闘用の駆逐艦での補給任務。攻撃を受けるも、劣勢を翻し、敵を翻弄する海軍少将。特攻隊を敵の方向まで案内し、二度とは帰らぬ少年たちを見送る中尉。…終戦後数年。貸本マンガの時代。一度使えば捨てられていた原稿。30年間、日の目を見なかった戦記物が復刻する。溢れる移民。経済支配。形を変えて脅かされる平和。戦っていた時を顧みる。今こそ本書の価値を見出す。2026/02/04
みーなんきー
26
昭和二十年の冬、硫黄島、ガダルカナル島、海上、沖縄等での戦いが、いかに激しく、また日本の戦闘機、武器が十分に無い中、行われたか、そしていかに多くの若者が死んでいったか、を水木しげる氏が人から見聞きした実話で構成されている。戦争は無駄に人を殺してしまうし、万が一生きて帰っても精神をおかしくしてしまう。2021/02/03
かおりんご
23
漫画。わたしのよく知っている水木しげるの絵ではなく、もっと劇画タッチ。硫黄島の話は、読んでいて心苦しくなった。部下のことを考えた司令官がいたことは救いだが、そうじゃない司令官は国粋主義に傾倒していただけとは言え、非道に感じる。田中頼三という人を知らなかったので、調べてみたくなった。2021/02/13
tama
15
図書館本 文庫サイズ これが「ゲゲゲの女房」でやってた戦記物貸本マンガか。「白い旗」は硫黄島の話で米軍が上陸するところから始まる。表情がみんな似ていてあれ?と思うこと数回。それよりストーリーも絵もくそリアルで、描くのにリキ入っただろうが読むのが疲れる。しかもババババドカンドカンが一杯だし。どんな読み手を想定してたんだろうと思った。読み手は水木さんと同年齢くらいなのかなあ。水木さんの記録としては一度読んでもいいかも。いつもの水木さんが出てくる戦争の思い出とはエライ違い。2019/12/03
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