講談社文庫<br> ガラスの50代

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講談社文庫
ガラスの50代

  • 著者名:酒井順子【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 特価 ¥492(本体¥448)
  • 講談社(2022/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065298985

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内容説明

本当に私、大人なのか?
『負け犬の遠吠え』の著者が綴る、令和の50代!

Webマガジン「ミモレ」の大反響コラム、文庫化!


上の世代からも下の世代からも、
頼りにはされても心配はされないこの年頃の懊悩を、
これから探ってまいります。――本文より


夏目漱石は四十九歳で亡くなった。
かたや、今は人生百年時代。
令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。
美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備……。
もう若くない。でも、老いてもいない。
心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる?
共感必至の人気エッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

100
50代は三度目の成人式の様なものだと酒井氏は冒頭で告げる。つまり、自分がえりが出来る年代となるという事。子・親等の立場を離れられ、完全に自分の為に生きるという事。それと共に今後の老いる自分が見えてそれについて考え備える年代ともなる。そんな時、振り返りもしたくなる年代となり再訪がブームとなる。なるほどなといつもながら鋭い酒井氏の風刺溢れるエッセイを読み耽った。今年僕は50代に突入する年。2023/01/07

あきぽん

51
自分はAfter Bubbleの酒井さんの妹世代ですが、東京独女の先輩として、「負け犬~」のころから参考にさせて頂いています。状況は違いますが…スラムダンクの映画に「青春再来」と号泣したり、ミスチルやスピッツばかり聴いていたり、英語やり直したり、ボランティアしたり、ジョギング始めたり、母との関係を見直したり、この本に書いてあるのと同様な行動をしているのでした。2022/12/08

ぴよぴよ

27
グルグルと光GENJI「ガラスの10代」が頭の中に流れている。著者酒井さんの「負け犬の遠吠え」以来20年ぶりに読んだ。 酒井さんは私よりも少しお姉さん。ちょっと先の未来を教えてもらおうと思った。 夫に先立たれた母親と娘の関係や、50代独身問題なんかは考えてさせられた。老眼に更年期、酒井さんの飾らない素の口調で語られる文章はとても面白く心地よい。2023/07/20

anken99

18
たま~に手に取る酒井順子さんのコラム集。本作のテーマは、ずばり「50代」。女性目線、そして女性に向けての著作なんだろうが、私自身が52歳になったということもあって、うなづける内容多数。「これまでとは違うということ」を自覚し、現実を見つめながら、残り少なくなった?人生をストレスなく楽しみたいもんだ。巻末に収載されたアンケートが面白かった。これも共感する回答多数。2025/01/21

ろこぽん

18
同世代なのですべてに実感。そうそう!と頚椎痛めるくらい頷きながら読みました。世の中からセクハラが無くならないのは、私たち世代のせいだよね。「超」とか、「めっちゃ」とか使うのやめよう。。。2023/08/12

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