光文社新書<br> 不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々~

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光文社新書
不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々~

  • 著者名:岡田尊司
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 光文社(2022/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334046354

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内容説明

一般にも広く認識されるようになった愛着障害。中でも身近なのが、比較的軽度な愛着障害である「愛着スタイル」だ。その中心を占める「不安型愛着スタイル」は、人の顔色や気持ちへの敏感さ、傷つきやすさ、安心感・自己肯定感の乏しさ等を特徴とする。男性の一割五分、女性の二割が該当すると推測され、理解と知識なしには職場や家庭で良好な関係を維持することは難しい。豊富な事例を交え、対応の仕方や克服・治療法を詳述する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

16
これはまさに自分だった。2023/11/23

Francis

14
「愛着障害」シリーズの最新刊。男性で1.5割女性で2割いるとの事。私もこの不安型愛着スタイルだったらしい。この本ではちょっと分かりにくいのだが、第4章「不安型愛着スタイルの克服」で「愛着トラウマの克服」と一緒に回復アプローチが論じられているためちょっと理解がしにくい所がある。「愛着トラウマ」はさらに深く書いて欲しかった。第5章の「自分を振り返る習慣」あるいは「マインドフルネスによる克服」は自分が実践していたものであり、腑に落ちるところが多かった。2022/12/27

オ・パッキャ・マラ夫

10
自分が物心ついた頃から感じるようになった生きづらさは、発達障害だからなのか、HSPだからなのかと今までいろいろ考えたりしましたが「不安型愛着スタイル」というのは、一番自分に当てはまるような、しっくりくる内容でした。二分法的認知や白黒思考、べき思考。まさに私が陥りやすく、最近はそういう思考が生きづらくしていることを痛感するようになりました。客観的視点を意識しながら、生活の中に「ほどよさ」を増やしたいです。2023/09/03

カッパ

9
ずっと前から私はこのスタイルを持ってるなと思っていた。母親もそうだろう。読んでみてわかりやすくかかれていた。それに自分はこれだなと思った。発達障害かとも思っていたが年を取ればとるほどひどくなったように思った。相手が変われば上手くいくとおもっていたがそうでもない。昔のことをかたったりセルフコントロールやほどよくを目指す。など対処方法もしれたのでよかった。2023/06/25

リットン

9
自己肯定感が低く、過度に他人の顔色を伺ったり、依存してしまったりするというのは、そういう人確かにいるよなぁ。。けど、こういう側面は、いわゆる「病気」というよりは、誰しも多少なりとも持っている、あるいは持っていたようなものじゃないのかなとも思う。自分だって、他人が気になってしまうときはあるし、高校生くらいの頃は周りの目が気になってしょうがなかった。逆に言えば、自分のみの周りの人も本書にあるような状態に多少ともなるタイミングがあることは自然だとも思うし、そういうときに安全地帯になりたいものだとも思う2022/12/06

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