コスミック時代文庫<br> 乱愛一刀流 艶殺 三万両伝奇

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コスミック時代文庫
乱愛一刀流 艶殺 三万両伝奇

  • 著者名:鳴海丈【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • コスミック出版(2022/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784774764214

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内容説明

自分の道場で寝ていた大門一郎太の顔の上に、天井を破って何かが落ちてきた。それは男装の娘盗賊、天狗小僧千吉ことお千の臀であった。
そこへ斬りこんで来たのは、覆面の侍たち。一郎太は道場を捨て、お千を連れて逃げ出す羽目になる。
実は、お千が大名屋敷から盗み出した女雛には、三万両の秘密が隠されていた。それは、慶安年間に倒幕を画策した由井正雪の隠し金なのである。
次から次へと迫りくる女やくざ、女忍、刀腰女らの妖艶な刺客と戦い、巨砲で哭かせてしまう一郎太。
徳川御三家をも揺るがす大金の在り処は?そして争奪戦の黒幕の正体とは?
 本篇の<前日譚>ならぬ<当日譚>を書下ろし──番外篇「女体道場」を新たに収録した大人気“乱愛シリーズ” の傑作長編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

46
冒頭、主人公・大門一郎太の顔の上に、男装の娘盗賊が天井を破って降ってくる場面からして掴まれる。そこから話がどんどん転がるのでぐいぐいと読めた。特に前半はラブコメ的な味わいが強い。官能小説の要素が濃い作品なのでだんだん濡れ場が多くなる。男装の女渡世人やマゾヒストの刀腰女、双子の女忍など続々登場し濃厚に展開。本筋の方は財宝争奪戦で剣戟がふんだんに盛ってあり、時代劇の醍醐味がちゃんとある。一郎太が侠気あって強いのでなかなか痛快。謎解きもしっかりしたもので、作品の性質上格調は高くないがサービス満点で楽しめる一作。2023/01/22

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