内容説明
日本・ポーランド国交樹立100周年記念出版!
多数のユダヤ人を救った杉原千畝大使とポーランドの関係は有名だが、
戦前の日・ポ関係は、大国ロシアを挟んだ地政学的特殊性によって
日露戦争、第一次、第二次世界大戦と続く「革命と戦争」の時代にあって、
極めて特異な交流があった。
特にロシアの脅威に晒され、またヨーロッパで苦難の道を歩んだ
ポーランドの持つ各国の情報は、日本にとって貴重なものであった。
本書は、軍事関係だけでなく皇室も含めた両国の交流と
知られざる日本外交の側面を描いた旧著に大幅な増補を加えた決定版である。
本書・著者
エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ、2019年度国際交流基金賞 受賞!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BLACK無糖好き
18
日本とポーランドの政治的な関係を戦前・戦中を中心にまとめている。両国は対ロシア(ソ連)という共通の問題に対処するためにも協力関係にあった。特に諜報活動においてそれは顕著だった。1920年代に山脇正隆が先鞭をつけた両国の軍事協力関係がベースにある。第二次世界大戦勃発後、日本は同盟国ドイツの手前、ポーランドとの関係は非常に微妙なものになるが、諜報の現場では両国の関係は維持される。とりわけストックホルムを舞台とした小野寺信とリビコフスキの活動は、お互いの信頼関係があってこそのもの。◇戦後編も楽しみ。2022/02/03
takao
0
ふむ2025/07/11
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