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内容説明
常識・教養として知っておきたい、「仏像」の見方の基本を、オールカラーのコマ割りマンガで解説。毘盧舎那仏像、金剛力士像、阿修羅像、釈迦三尊像などなど、仏像を入り口にして、仏教の流れもわかる。あまりにもわかりやすい、画期的な入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noko
4
オールカラーなので、華やか。仏教という奥が深い話を、初心者にもわかりやすく、よくまとめてある。仏像が作られた歴史から、たくさんいる仏様の説明まで、幅広い。仏教伝来も、百済王がただ親切心から教えた訳ではなく、日本に援軍を頼むためと、百済にはこんな素晴らしい文化があることを知らしめるために伝えた。仏像の作り方は年代によって変わるし、お顔の表現も時代よって違う。日本の大切な仏像失われそうだったが、アーネストフェロノサのお陰で免れた事には、感謝しかない。インドの神様なども取り入れられ、奥が深い。2023/09/05
komeri
2
ストーリー形式の仏像や仏教の世界観を解説。ガウタマ・シッダールタが仏にねり涅槃迄の過程ズは分かったけど、他の宗教と融合した方々が多すぎて記憶の範疇を超えてしまう……少しずつ覚えていこ……2024/01/13
bookmari55
2
書店で見かけて面白そうだし子どもたちにもわかりやすそうなので購入。仏像ってたくさん種類あるし、菩薩やら如来やら、いろんな役職?みたいなのあるけどこうやって並べて説明してくれるのはありがたい。わかりやすかったし、次どこかで仏像を拝むときに絶対にためになる本。欲を言うと、作中で説明に出てくる仏像がどこにいる仏像なのか記載があったら嬉しかった。余談だが私は東大寺戒壇堂の広目天が好き。2022/12/31
RX93
1
如来・菩薩・明王・天部と分けて各仏の位置づけや像を説明。漫画だが仏像の絵は高い精度で描かれ雰囲気が良く伝わる。初期の素朴な釈迦の仏教世界が、伝播し広まっていく過程で、インドの土着の神様などを取り込み、複雑に大きな絵巻物のように広がっていく様子がわかる。特に密教は様々な仏を登場させるのに大きな影響を及ぼしているように感じられた。2022/12/03