内容説明
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「若い女性が地方からいなくなる!」。大都市への人口集中が進む中、各メディアは昨今しきりに警鐘を鳴らしている。確かに能力のある女性の「脱地方」の傾向は、近年さらに加速しており、地方の衰退に拍車をかけるものと大いに憂慮されている。本書は「地方」のひとつ、岐阜県の現状分析や、女性が活躍している地元企業へのインタビューなどを元に、そのような「ピンチ」を「チャンス」に変える処方箋を提示。地方に根強い、「ジェンダーギャップ」の解消に真っ先に取り組むべしと結論づけている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二瓶くん
1
タイトルに対する真摯さも含めて、決定的な書。マスコミはディザスター映画のように、「女性が地方から去る」と報じては地方消滅への恐怖心を煽るが、果たしてどれくらいのマスコミが地方にジェンダーギャップがあり、女性が都会へ向かうというプロセスを明示してきたであろうか。本書は岐阜県のシンクタンクによる一冊で、雇用、労働、家事という面から現在の日本企業及び政府に対する提言をしている。岐阜県内企業へのインタビュー記事もあり、そこに革新的な内容はなかったが、少なくとも女性と現場で向き合っている企業のリーダーだなと感じた。2024/04/28
Sanchai
1
【キンドル】電子書籍版が加わったのでダウンロードしてみたけれど、製本版の方が読みやすいに違いない。3年近く前に岐阜県飛騨古川に旅行に行ったことがあるが、会った人が皆女性で、しかも元気な方が多いのが印象的だった。僕は西美濃の出身なんで同じ岐阜県ではあるけれど、本書は明らかに飛騨地方にスポットを当てた内容。西美濃も頑張らねば!地元の金融機関が地域経済の活性化に取り組むのは素晴らしいことだし、地方のジェンダーという視点も新鮮で、収録されている論文もほとんどが女性研究員の執筆。2022/08/31
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