内容説明
現代最先端の中国SF短篇を精選した、綺羅星のごときアンソロジー 『三体X』著者・宝樹が、中国史とある男女の人生を重ね合わせて綴った表題作、劉慈欣による佳品など、14作家による16篇を収録! 本書は新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『月の光 現代中国SFアンソロジー』を改題・文庫化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yosa
16
もちろん馬伯庸がお目当てだ。もちろん拍手喝采、期待以上にクソ面白い。こんなのも書けるのか凄いぞ馬伯庸!! 知識が全方向に深過ぎる。ファミ通にでも掲載しているようなカルトなネタを中国SFとして紹介してしまうちょっとした場違いさにもドキドキしてしまう。SFってのは懐が広いのですね。他は面白かったり面白くなかったりが半々、というか私の理解度が足りなくて(跳躍に追いていけない)面白がれていないのは明白なのであまり気にしないで下さい。何しろ表題作の金色昔日や月の光は抜群に面白かった。トータルに見て間違いなく好編。2025/07/28
アドソ
16
どれも面白かったけど、やはり表題作『金色昔日』は群を抜いて良かった。あとは『晋陽の雪』もいい。こういうの中国SFに多いなーと思ってたら、解説によると「穿越」というジャンルがあるそうで、これもそれに分類されるのかなあと。2023/06/24
緋莢
15
『折りたたみ北京』に続く、中国SFアンソロジーシリーズ第2弾。新ハヤカワ・SF・シリーズで刊行された際は『月の光 現代中国SFアンソロジー』でしたが、文庫化の際に表題作が変わったようです。14名の作家の16編と、エッセイが3編収録されています。『折りたたみ北京』も500ページ超えと 結構厚かったですが、この本は700ページ超え。収録作家の人数が倍になっているのだから、当然か。最初に刊行された時の表題作「月の光」は(続く2023/11/14
オムロン
9
「ほら吹きロボット」が一番、でもどれもよかった。SFのアンソロジー集は取っ付きやすい。2023/02/24
romance_holic
8
短編集。始皇帝の休日/馬伯庸:始皇帝がゲーム狂い。私はゲームがわからないものの、歴史上の人物が始皇帝に推すゲームのアピールがそれっぽくてニヤリ。最後のオチがわからず痛恨。子供に聞いてみよう2024/03/01
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