P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 武蔵野インディアン

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P+D BOOKS
P+D BOOKS 武蔵野インディアン

  • 著者名:三浦朱門【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2022/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093524520

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内容説明

武蔵野を題材にさまざまな明と暗を描く。

「おい、日清戦争の前の年まで、今の東京都下は神奈川県だったのを知っているか。……都下という言い方、いかにも東京白人の発想だ。植民地扱いじゃないか」
関東大震災後に郊外に移ってきたサラリーマンの子・太田久雄は、武蔵野にルーツを持つ中学時代の友人たちからそう指摘される。彼らは自らを「武蔵野インディアン」と称し、地に足がついておらず「紙とインクの世界しか知らない」都会の“白人”とは一線を画する存在だというのだ――。
 武蔵野を題材に、都会と地方、戦前と戦後、保守と革新といった、さまざまなコントラストを見事に描出した珠玉作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三田郎

0
日清戦争以前、三多摩は東京ではなく神奈川であった。東京による多摩編入は都による帝国主義的侵略である!と言うが現在の感覚ではよく理解できない。 しかし、さらに遡って鎌倉を中心とした旧シルクロードの方が栄えており「中心」であったという主張を考えると、そういった自我がまだ存在していた時代だと言うことか。2024/05/24

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