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内容説明
多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。実は本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。その話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる雑談になるのだ。本書では稀代のベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」「毎日同じ服を着て同じメニューの粗食を食べた『ドケチ』の超お金持ち」「若き出光佐三にとことん資金援助した日田重太郎のぐっとくる一言」など、「ウケるネタの具体例」も満載。21万部ベストセラーとなった前著(PHP新書)に、「『藩』という言葉はほとんど使われていなかった」など、江戸時代のエピソードを加えて文庫化。 【目次より】●数字が重要――シャチの体重は10トン ●失敗談ほど面白いものはない ●「面白さ」の7割以上が話術 ●零戦の話――機体に直線がほとんどない奇跡の戦闘機 ●雑談に使える古典の物語 ●個人的な思い出話でも、普遍性を持たせればOK ●ヨーロッパ人を驚かせた幕末の日本人 ●親友とする真面目な話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぺたろう
12
Amazonで漫画をまとめ買いする時に偶々見かけ、ついでに購入。面白い話は何度聞いても面白いと思います。だけど自分のものにしようと思うと、孫引きではなく、ちゃんと元情報に当たらないといけない。そう考えるだけで、中々できないけれど。2022/12/25
yama1000
10
ベストセラー作家が書いただけあって、なるほど、なるほどと納得。時にはユーモアのある面白い話を交えており、一気に読めます。これは大変参考になりました。2022/11/20
オカヤン
9
図書館。そうだったんだ、と思わず唸るストーリーが詰まっている。1つ1つはそれほど深くないが、読んでいて楽しい。日本人は優秀な人物がたくさんいたという事実を再確認。ただ雑談にしても、好かれるには人の話を一生懸命聞く、ということは変わらないよう。2023/03/19
geki
8
雑談力の指南書と言うより、百田氏のインプット力とアウトプット力に相変わらず舌を巻く本書。百田氏読者には、以前目にしたことのあるエピソードもあっただろうが、彼が本書で言うように面白い話は何度聞いても面白いものです。2022/12/17
ながとも
6
ネタになりそうな、隙間時間に読める本でした。2023/08/26