NIPPONIA 地域再生ビジネス――古民家再生から始まる持続可能な暮らしと営み

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NIPPONIA 地域再生ビジネス――古民家再生から始まる持続可能な暮らしと営み

  • 著者名:藤原岳史
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • プレジデント社(書籍)(2022/10発売)
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  • ISBN:9784833424233

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内容説明

【内容紹介】
「地域から若者がいなくなる」
「空き家がどんどん増えていく」
という課題は、いまや全国各地どこに行っても存在する共通の課題ですが、その解決策は地域ごとに異なります。
あの地域でうまくいったからこっちの地域でもうまくいく、ということはありません。
地形も歴史的背景もそこに暮らす人も、地域によって条件がすべて異なるからです。
大事なのは、簡単には揺らがない仕組みづくりです。
それが、「NIPPONIA」事業で少しはかたちになっているのではないか、と僕は考えています。
【著者紹介】
[著]藤原 岳史(ふじわら・たけし)
株式会社NOTE代表取締役社長、一般社団法人ノオト代表理事。1974年生まれ。兵庫県丹波篠山市出身。外食企業での勤務を経て、アメリカのIT企業でインターンを経験。帰国後、IT企業勤務を数社経てシナジーマーケティング株式会社に入社し上場メンバーとして寄与。
その後、自身の故郷の活性化に取り組みたいという思いが強まり、故郷の丹波篠山市にUターン。2010年に一般社団法人ノオトの理事に就任し、古民家再生によるまちづくり事業に取り組む。2016年5月に株式会社NOTEを設立し代表取締役に就任。
現在は古民家等の地域資源を活用した地方創生・地域活性化事業である「NIPPONIA」事業を全国で展開している。
【目次抜粋】
はじめに
プロローグ すべての学びの原点──「集落丸山」プロジェクト
第1章 全国に広がるNIPPONIAという“まちづくり開発事業”
第2章 地域を変革する古民家を活用した再生事業
第3章 地域再生のカギを握る「体制づくり」
第4章 NIPPONIAがもつ“革新性”とは?
第5章 人口700人の山奥の村に見る「地域運営」とは?
第6章 20組以上の移住者が開業。丹波篠山・福住地区に見る「エリアマネジメント」
第7章 観光まちづくり事業が進む愛媛・大洲に見る「官民連携のあり方」
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

25
古民家を活用した宿泊事業を通じてまちづくり、地域活性化に取り組む「NIPPONIA」事業について詳しく解説しています。地域の人々の発意、つながりをもとに、地域の人々を主体として持続可能な事業を構築していくビジネスモデルに共感しました。2023/06/05

ますりん

2
ちょっと仕事で接点があって読んでみる。ビジネスがビジネスだけに、地域との合意形成の重要性に多くの頁が割かれ、きわめて泥臭く真摯にアプローチし続けていることがよくわかる。読み進めて、これって分散型ネットワークの発想だよなー、と思っていたらやっぱり著者の藤原さんはIT企業勤務経験ありなのね。やるべきこと、やってはいけないこと、プロジェクトに必要なリソースなどが明快で、とても腹落ちします。2025/02/06

いけけん

1
ただの成功体験をまとめた本ではなく、まちづくりの手法や地域の巻き込み方、事業を進める上でのポイントをまとめた良書。教科書的に使えるのでとても参考になる。 どんどん地方が衰退していく中で、何とか自分の地域を盛り上げていきたいと考えている方、特に空き家の活用を考えている方は読んで損はないと思う。2023/10/03

watalumpen

1
非常にユニークで共感できる取り組みをされている方の本。印象に残ったのは以下の点。 >地域住民とのコミュニケーションに関連する箇所で出てくる著者の洞察は、同じように田舎の地域で仕事する私にとっては感心させられるやら、共感して膝を打つ思いがするやら。 >補助金頼み、箱物ありきではなく、事業をしっかりビジネスとして成り立たせることの意義・重要性。 著者の熱意もビンビン伝わってきて元気も出ます。2023/09/09

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