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内容説明
世界で3兆円に迫る売上高を誇る巨大企業、サントリーは、同時に日本最大の非上場企業、ファミリー企業でもある。2014年、米ビーム社を買収し、文字通りグローバル企業となったサントリーにとって、経営の世襲はプラスか、マイナスか。2001年からグループを率いる総帥、佐治信忠はマスコミにほとんど登場しないことから、日本一ミステリアスな経営者と呼ばれてきた。その佐治が、今回初めて、その信念とプライベートのすべてを語った。
佐治の言葉は明快だ。
・社長は運の強い人間であることが必要。
・大きな夢を掲げないと、社員だってついてこない。
・自分だけが得をすればよいという考えの人がオーナーや社長であったら困る。
・(トップは)苦しいな、しんどいなと思った時も明るく努めないといけない。
現社長の新浪剛史、次期社長最有力候補の鳥井信宏、2人のロングインタビューも所収。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
templecity
10
サントリー社長に新浪が就任したことは、世襲が続いていたサントリーとして、ある意味転換期。昔は黙っていてもウィスキーが売れたが、近年はビールが主流となったが、後発のサントリーは中々利益が出なかった。海外投資なども行ったが成功は難しい。そういう意味で新浪には期待が集まる。今でも非上場だが、文化活動が難しいという問題もある。ビール事業が45年間も赤字だが、新しい味での風穴を開けるという意味もあり黒字迄続けていた。医薬品にも参入したが失敗している。 2023/06/03
Kei
7
* 伸びている時にマーケティング費用を使って、伸ばさないと大きなブランドには育たない。 * 伸びているうちはとにかく続ける。そこそこで満足せず、行けるところまでいく。 * 50億円なんて小粒すぎる。勝負するなら小さくやったらあかん。もっと大きい案件を探してきなさい。2023/05/23
087115
3
実は再読。 読み応えのある経営論。サントリーの独自性が際立つ。2023/10/08
はまゆう
3
『やってみなはれ みとくんなはれ』『琥珀の夢』では、今の今の社長が就任前のサントリーの成り立ち等の歴史や会社史がわかる本だが、『世襲と経営』では取材を通して、サントリー自体の最近の変遷、ビーム社買収の意思決定の裏側を知ることができる。 硬い題名の割に比較的読みやすい。2023/06/21
しおうり
3
非常に唸った。 へこたれず 諦めず しつこく 悠然と急げ やってみなはれ。2023/02/25
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