子どもに一発で伝わる! 説明の技術

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子どもに一発で伝わる! 説明の技術

  • 著者名:土居正博
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 学陽書房(2022/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784313654662

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内容説明

子どもに伝わる「教師の説明」を、徹底解説!

「教師の一方的な説明で進んでいく授業」からはもう卒業!
子どもをグッと引き付ける説明方法を大公開!

教師が具体例や実物を用いて、わかりやすく説明すれば、
子どもも「そうか!なるほど!」と納得感を持って、
教師の意図や伝えたいことが理解できます。

本書では、「子どもの理解を促す説明」「子どもの説明力を高めていく技術」を紹介します。

【目次】
第1章 説明とは?
1 教師の説明とは?
2 「授業での説明」の役割(1) 学習内容の理解を促す
3 「授業での説明」の役割(2) 学習内容を意義付ける
4 「授業での説明」の役割(3) 子どもの説明力向上
5 「授業での説明」の高め方
6 「学級経営での説明」とは?

第2章 子どもに理解を促す教師の説明 基礎編 
1 理解を促す説明とは?
2 基礎の基礎――相手意識をもつことが第一―
3 基礎編(1)端的に・短くする
4 基礎編(2)結論を先にいう・全体像を先に示す
5 基礎編(3)具体例を出す
6 基礎編(4)理由・目的を伝える(趣意説明)
7 基礎編(5)あいまいな言葉を排し、具体的な言葉を使う
8 基礎編(6)子ども達に十分伝わる言葉を使う
9 基礎編(7)実物などを見せる

第3章 子どもに理解を促す教師の説明 応用編 
1 理解を促す説明応用編の読み方
2 応用編(1)喩える
3 応用編(2)対比と類比
4 応用編(3)因果関係に気づかせる
5 応用編(4)対義語や類義語を用いる
6 応用編(5)極論・仮定を用いる
7 応用編(6)経験を想起させる
8 応用編(7)教師の経験を語る
9 応用編(8)学問の知見を生かす
10 応用編(9)体験をセットにする
11 応用編(10)挑発を入れる

第4章 子どもたちの説明力を高めていく指導技術
1 子ども達の説明力を高めていくことの意義とは
2 子ども達の説明力を高めていく指導技術(1)教師がモデルになる
3 子ども達の説明力を高めていく指導技術(2)子どもが説明する機会を授業で多くとる
4 「当たり前」「知っている」を説明させる
5 学級経営の場面でも説明させる
6 子ども達の説明への意欲を高める(1)説明の立候補を積極的に募る
7 子ども達の説明への意欲を高める(2)ハードルを上げ、評価する
8 良い説明の基準を明確にし、少しずつ指導する
9 どのような説明が出てきてほしいか想定して授業をつくる
10 クラスで良い説明について共有する
11 共有した説明の工夫を使う機会をつくる
12 書いて説明させる機会も多くとる
13 自分に自分で説明をさせる(1)
14 自分に自分で説明をさせる(2)
15 教師と子ども一緒に互いの説明力を高めていく

第5章 教師の説明力を高める小ネタ
1 説明力アップのための実践・微細指導技術
2 時間感覚を磨く
3 要約力を高める
4 間を恐れない
5 自分の説明を聞いてみる
6 「3」にこだわる
7 主語と述語は近くに置く
8 主語に「の」は使わない
9 曖昧な「が」は使わない
10 「~は!」を安易に使わない
11 使う言葉を動詞から動作表現に変える

目次

第1章 説明とは?
1 教師の説明とは?
2 「授業での説明」の役割(1) 学習内容の理解を促す
3 「授業での説明」の役割(2) 学習内容を意義付ける
4 「授業での説明」の役割(3) 子どもの説明力向上
5 「授業での説明」の高め方
6 「学級経営での説明」とは?


第2章 子どもに理解を促す教師の説明 基礎編 
1 理解を促す説明とは?
2 基礎の基礎――相手意識をもつことが第一―
3 基礎編(1)端的に・短くする
4 基礎編(2)結論を先にいう・全体像を先に示す
5 基礎編(3)具体例を出す
6 基礎編(4)理由・目的を伝える(趣意説明)
7 基礎編(5)あいまいな言葉を排し、具体的な言葉を使う
8 基礎編(6)子ども達に十分伝わる言葉を使う
9 基礎編(7)実物などを見せる


第3章 子どもに理解を促す教師の説明 応用編 
1 理解を促す説明応用編の読み方
2 応用編(1)喩える
3 応用編(2)対比と類比
4 応用編(3)因果関係に気づかせる
5 応用編(4)対義語や類義語を用いる
6 応用編(5)極論・仮定を用いる
7 応用編(6)経験を想起させる
8 応用編(7)教師の経験を語る
9 応用編(8)学問の知見を生かす
10 応用編(9)体験をセットにする
11 応用編(10)挑発を入れる


第4章 子どもたちの説明力を高めていく指導技術
0 子ども達の説明力を高めていくことの意義とは
1 子ども達の説明力を高めていく指導技術(1)教師がモデルになる
2 子ども達の説明力を高めていく指導技術(2)子どもが説明する機会を授業で多くとる
3 「当たり前」「知っている」を説明させる
4 学級経営の場面でも説明させる
5 子ども達の説明への意欲を高める(1)説明の立候補を積極的に募る
6 子ども達の説明への意欲を高める(2)ハードルを上げ、評価する
7 良い説明の基準を明確にし、少しずつ指導する
8 どのような説明が出てきてほしいか想定して授業をつくる
9 クラスで良い説明について共有する
10 共有した説明の工夫を使う機会をつくる
11 書いて説明させる機会も多くとる
12 自分に自分で説明をさせる(1)
13 自分に自分で説明をさせる(2)
14 教師と子ども一緒に互いの説明力を高めていく


第5章 教師の説明力を高める小ネタ
0 説明力アップのための実践・微細指導技術
1 時間感覚を磨く
2 要約力を高める
3 間を恐れない
4 自分の説明を聞いてみる
5 「3」にこだわる
6 主語と述語は近くに置く
7 主語に「の」は使わない
8 曖昧な「が」は使わない
9 「~は!」を安易に使わない
10 使う言葉を動詞から動作表現に変える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゅんさん

39
勉強になった。やっぱり説明は"端的に短く"がいいんだね。他の先生の説明を聞くと話が長いなと思うことが少なくない。あと"結論を先に"も知ってるけどなかなか出来てないことが多い。それでは知らないのと同じなので時々読み返して実践していきたい。2023/02/01

surucucu

4
まず国語教師である著者が説明の技術を活かして書いているためとても分かりやすい。説明という行為自体の分析には軽く触れる程度で、学級運営における良い説明の具体的手法を中心に書かれている。説明の最終目標は生徒自身が説明できるようになることであり、教師はそのモデルとなる良い説明をする意識を持たなければならない、ということが特に印象に残った。2022/12/10

草食系教師

3
説明に対して教師が意識的になること。そうすることで、子供たちの説明する力も向上することができる。説明に対して、体系的に具体例を挙げて分かりやすく説明されている。この本自体が、説明を上手く説明している。確か、堀先生も発問を成り立たせる上で説明の技術は欠かせないと書いてたな。明日から始まる新学期、意識していこう。2023/04/09

かるー

3
「説明」は大事だが見過ごされることが多く、何となくやっていた。端的に結論を先になどは他のビジネス書に書いてある内容だったが、教育者として子どもの成長や子どもを鍛えることに通じているのが「土居さんだな」と感じた。説明の役割について深く考えたこともなかったし、ハウツーのところも自分の学級では取り入れたことのない技術もたくさんあった。定期的に読み返したいと思う。また、他の書籍からも感じることだが、筆者は教師の自己満足に終わらず、しっかり子どもを鍛え上げ、力をつけ成長させることを徹底しているので好感が持てる。2023/01/15

緑のノート

2
参考になる。この技術をモノにできたら格段に伝わりやすくなると思う。繰り返し読みたい。2024/03/02

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