日本経済新聞出版<br> これからの日本の論点2023 日経大予測

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日本経済新聞出版
これからの日本の論点2023 日経大予測

  • 著者名:日本経済新聞社【編】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2022/11発売)
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  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296115549

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内容説明

第3次世界大戦は起こるか? 世界同時不況に突入するか? 一段と高まるリスクをとらえ、2023年のシナリオを複眼的な視点で探る。
「日本経済新聞」を代表するコメンテーター、編集委員らベテランの専門記者が徹底解説。どこに着目するかで、世界の見え方は大きく変わる。記者たちの視点を先取りする1冊。
22の論点を次の4つの章にわけて解説する。
第1章 世界はこれからどうなる
第2章 日本はこれからどうなる
第3章 企業はこれからどうなる
第4章 アジア、欧州はこれからどうなる

目次

Chapter1 世界はこれからどうなる
長引くインフレ退治、世界同時不況の恐れも/第3次世界大戦、起きるリスクは?/貿易・投資の枠組みをめぐる米中対立/経済安全保障でグローバリゼーションが終わる/民主主義の後退は止まるのか 米国、中間選挙で岐路に

Chapter2 日本はこれからどうなる
日本の株式相場 3重苦乗り越え、堅調な展開か/日銀に及ぶか? 緩和修正の波/「貯蓄から投資へ」は実現できるのか/子育てを支援する社会保障は本当につくれるのか/揺らぐ電力供給、脱炭素と安定供給を両立できるか/岸田首相が描く総裁再選への道

Chapter3 企業はこれからどうなる
文化は戦略にまさる VUCA時代の企業経営/「指数関数」で伸びる企業をつくれ/日本企業は「危機」を「機会」にできるか/賃上げ阻む日本的雇用/3メガバンク、金利上昇は追い風か逆風か/スタートアップ立国へ 正念場の日本/「Z世代の消費」と「インフレ」にどう向かい合うか

Chapter4 アジア、欧州はこれからどうなる
習近平長期政権がもたらす巨大なリスク/緊迫する朝鮮半島、金正恩戦略と誤算の果て/ウクライナ侵略、ロシアの行方/「新・冷戦」誕生 欧州は再び対立の最前線に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

57
With/Post-COVIDを念頭にした経済、政治、金融、地政学の論点。共通項はVUCA。「新・冷戦」を軸に右往左往。上述各方面での表面張力が、どこまで踏ん張ることができるかの我慢比べの様相。ウクライナと金融の2つの危機の終着点が、大きな転機という感。直結するエネルギーと食料政策への影響は回避不可。2021年『エネルギー基本計画』、2022年『国内で成立した経済安全保障法』、共に仏作って魂入れずという感。”バラマキ”政策をとり続けている場合ではない。来年は少しでも平和で明るい年になってほしいと願うのみ。2022/12/23

HMax

36
松下幸之助翁はやっぱり凄い。1967年の言葉「20年後、30年後の新しい日本においては、人々はみな自分の仕事からの収入を得る一方で、株主となって配当を受けるという状態がおそらく生まれてくるであろうし、また生み出さなければならないと思う。そこに私は、国民全体の安定と繁栄を生み出す一つの道があるように思う」。2023年、日本再生のために「子供保険」を実現し安心して子供を産み育てることができる環境を整備し、NISA制度を簡素化し、また単元株を廃止し1株から買えるようにすることを始めて欲しい。2023/01/03

HMax

26
読んだの忘れて再読。また松下幸之助さんの言葉に感動。政策提言としては新成人に日銀ETFを分配する案に大賛成。ウクライナも終わらないけど、中国が怖い、結局スパイとして捕まったアステラス製薬の人も帰ってこないけど、輸出入の相手先は中国が第一位(輸出24%(2位は米:11%)、輸入22%(2位は米:18%))。2023/07/23

速読おやじ

18
2022年は色んな事が起こり過ぎて、頭の中が混乱しているので、現状整理のために読んでみた。これが意外にわかりやすく、役に立った。いいところで図表を使った説明があり、納得すること多かった。日経のコメンテーターや編集委員って分かりやすい文章書くなあと感心。安全保障も経済もリスクが高まる。経済安全保障が自由貿易よりも優先され、デカップリングに拍車がかかる。GAFAMのような指数関数的な成長をする企業を日本は生み出せるか?これからの世の中は不安も多いが、変化の中でチャンスも多いと信じている。2022/12/30

こうせいパパ

10
日本や世界を取り巻く状況を網羅的に把握できた。本の中で懸念されていた日銀の政策見直しが現実のものとなったが、その背景や仕組みをよく理解できた。子ども保険についても興味深く読むことができた。ロシアとウクライナ、資源高騰、エネルギー問題、中国と北朝鮮など、2023年も色々と注目すべきテーマは多い。2023/01/03

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