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内容説明
豪胆な父とは対照的に内気な息子・柳井正は、大学卒業後、家業の紳士服店を継いだ。やがて店をカジュアルウエアのトップ企業「ユニクロ」へと急成長させるまでには、数々の失敗の歴史があった。株式上場、急成長、業績低迷の実態に率直に触れつつ、高品質の衣料を低価格で売る秘訣、広告代理店任せにしない宣伝戦略、透明性の高い人事など、独自の経営哲学を惜しみなく公開する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
130
本当にためになった!社会人になる前に読めて良かった! ユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの社長の柳井さん。その柳井さんが会社や人生の節目に書いたこの本。話が少し古いためいまの現状と比較しながら読むことが出来る。柳井さんは言ったことを実現できる人でありそのためのルールが本当にためになる。一番印象に残っているのは「伝える」のではなく「伝わる」広告戦略。いくら伝えても顧客に伝わらなかったら意味がない。相手に伝わってこそ意味がある。今の世の中にも言えることではないかと思った!2020/04/23
mura_ユル活動
117
ユニクロの代表。ユニクロの発足と発展の経緯を代表自ら筆をとる。仕事は「人」であることが読み進むにつれて良くわかる。会社を作っていくのも「人」、タイムリーに要人(その道の専門家)に会っている。また学ぶ姿勢が参考になった。ユニクロ、岡山が始まりと思っていた。会社が大きくなるにつれて商品の戦略、組織を変えていく過程が時系列でわかる。株式公開へいつでもニーズ(需要)を見ていること。衣料品小売業界の中身。経営理念が巻末に収録。UNIQLOの「Q」は実は〇〇だった。2018/10/04
ゴンゾウ@新潮部
109
現在も経営の最前線で活躍される柳井氏。執筆された当時と現在のユニクロは異なっているが、正しく多くの失敗と少しの成功で発展してきたのであろう。商売人から経営者へ。顧客第一、現場第一実践。徹底的なトライアンドエラーの繰り返しで成長し続ける。参考にしていきたい。2017/02/19
kaizen@名古屋de朝活読書会
105
起業者としても経営者としても成功を収めた柳井正。死角があったことを記述している。失敗しながら海外展開する。意思の強さに敬服。後継者が育つかどうかが次の段階だろうか。空論だけの経営工学者、煽るだけの雑誌記者とは比べ物にならないほど重みがある。ただし、経営者が自分および自社を語ると、偏りが増幅し、社内に歪みがでるという通説があるが大丈夫だろうか。2013/07/13
扉のこちら側
79
2016年249冊め。自分はビジネスとは無縁の仕事をしている、と思っていたけれど、私がそう思っていないだけで経営陣はこんな風に考えているんだろうかと思わされた。モチベーションの維持の参考に。 2016/04/10