内容説明
誰しもが日々の中で抱く「漠然とした不安」に対して、衣食住の観点から著者本人が体を張って抵抗を試みた、爆笑と感動の生活探索記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
23
面白かった。まさにリアルタイムで楽しめる、同じ時代を生きている人ならではの不安と生活の雑記だと思う。みんな将来が不安で、それでもあんまり向き合わずに生きているところを、著者は体当たりでなんとかしようといろんなことを始めてしまう。うん、「しまう」のです。この行動力のエネルギーがまず「不安」だというこの不安定さと、現実の著者の生活力の高さがマッチしないあたりが、実にリアルで面白かった。他の本も読んでみたいです。2023/02/28
サウナ探偵
12
前半の海もぐったり石売ったり泥売ったりするところはおもしろかった。後半はちょっとダレてきて目が滑った。おれは割と適当にその場その場で理屈をこじつけて納得して生きてるから、本書の内容って大体「知ってた考え」だった。でも、そうではない完璧主義者、理想主義者、べき論にとらわれて消耗してる人を救う本だと思う。2023/03/01
FuSa
8
ネガティブっぷりと行動力のアンバランスさみたいのが想像の斜め上だしそこから飛躍していく論理も想像のはるか斜め上すぎた。2023/04/04
nobu23
6
食事やお金といった、現在の人間が囚われている価値観に対して、疑問に思う作者が、断食や海での時給自足、フリマで拾った石を売るなどの行動を行う本。 行動半分、意識は高く無い作者の思想半分といった構成。2023/04/01
Gaooo
5
暮らすことへの不安に立ち向かう方法はいろいろある。マネできないけど2024/04/22