アマゾンの呪術師

著者名：パブロ・アマリンゴ【著】/永武ひかる【訳者】

地湧社（2022/10発売）

• ISBN：9784885031403

内容説明

ペルー・アマゾンの元シャーマン、パブロ・アマリンゴが語る神秘に満ちた植物と精霊の世界、その体験とメッセージ。
脳と心の不思議、愛とは何か？　人生とは？　宇宙とは？　さらに、貧困ゆえに刑務所暮らしを余儀なくされた青年時代に始まる特異な経歴を語って、人間の運命と人生の可能性を示す。
多様なペルー社会の厳しい現実と豊かな自然風土に育てられ、聖と俗を知り抜いた元シャーマンの洞察に満ちたメッセージが、アマゾンの密林の濃厚な息づかいと共に届けられる。〈パブロ・アマリンゴによる絵画7点収録〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nilssonia]

ペヨーテと並ぶ最強の麻薬と言われるアヤワスカを使う呪術師(シャーマン)の語り本。この手のは日本ではカルロス・カスタネダのドンファンシリーズが一般的なのでつい比べてしまうが、こちらのはパブロ・アマリンゴ氏の人生を描くのに比重を置かれているのでアヤワスカについては他の文献を探してみたい。ただしパブロ・アマリンゴ氏の描くシャーマンの絵のぶっ飛び方は尋常ではない。

2016/11/15

[やぐ]

生きるには、愛と知恵と正義が大切。第一に愛。シャーマンの世界は不思議。

2016/09/25

[ms]

おもしろかったー。アヤワスカ！ 南米！ シャーマニズムに俄然興味が出てきた。

2012/04/21

[すべての]

この人のことをいまいち信用出来ない。

2023/05/05

[RuiRui]

面白い絵を書く人がいるな、でこの本も見つける。素粒子物理のミクロの世界で、我々人体を何億とすり抜けているニュートリノがなかなか検出できないように、このシャーマンの言う呪術体験の類いも「ものすごい微細な変化」を読み取る技術なのかもしれない、みたいな妄想は浮かぶ。

2023/02/10