内容説明
もっと先だと思っていたのに、急に課長になってしまった! 何から準備すべき? 議会っていつ? そもそも課長の仕事って何がある!? 初めて課長になったあなたへ、ベテラン管理職がやさしく紐解く「課長仕事」の教科書!
目次
はじめに
1章 慌てず始める! いきなり課長の10のポイント
1 なぜ、自分が課長になったのか考える
2 課長初日から部下に頼って感謝する
3 疑問は解決・納得して判断する
4 一歩引いて課・係の景色をよく見る
5 1年間の予定を自分なりに書き出す
6 苦手な部下には落ち着いて声掛け&傾聴する
7 部下を信頼して最大のパフォーマンスを引き出す
8 自分の人生・生活を大切にするのも課長の仕事
9 自分でやるほうが早くても部下に任せる
10 脱ハラスメントで安心して働ける環境をつくる
Column1 地方公務員管理職は楽しい!
2章 まずは課をよく知る! 業務・人事管理の方法
1 デスク周りは自分好みにポジショニング
2 話しかけられやすい雰囲気をつくる
3 苦手な上司にこそ報告・相談が大事
4 法令と実務からバランスよく課の業務を知ろう
5 課の予算の全容を把握しよう
6 自治体としての方針に沿って課員と目線を合わせる
7 最初の議会シーズンにむけて備えよう
8 客観的に課の人間関係をつかもう
9 係長同士の連携が上手くいかないときは大きな視点で話す
Column2 管理部門経験は管理職の仕事に有利なのか
3章 自分も職員も伸びる! 人材育成の勘所
1 人材育成=最強のチームをつくること
2 事業は目的・目標・工程・役割分担をはっきりさせる
3 議会視点で事業計画チェックの習慣を付ける
4 前任者の引き継ぎは本心を引き出す
5 急がば回れで経過は必ず確認する
6 仕事ぶりを値踏みされても気にしない
7 問題がある職員とチームをフォローする
8 チーム力を活かして予算を獲得する
9 市長や部長が納得しそうにない係長の事業立案を調整する
10 思わぬアクシデントではタイムキーパーになる
11 突然の事業は係長・部長を巻き込んで進める
Column3 他職種の人脈をつくろう!
4章 柔軟に使い分ける! 多様な調整のコツ
1 何のための調整かよく整理して臨む
2 課内での調整は反応をつかみながら進める
3 他課との調整では相手のメリットを考える
4 「苦手な相手」は周りの視点に頼る
5 役所内の派閥争いに加わる前によく考える
6 首長に説明するときは要点をわかりやすくする
7 議員との調整は話をよく聴くところから始める
8 窓口での「課長を出せ!」には司令塔として後方から対応する
9 審議会ではテキパキと事務局としての役割を果たす
10 業界団体との協働、連携を大事にする
Column4 公務員ネットワーク、同業者だからわかり合える
5章 課長仕事の肝! 最適のチーム作り
1 居心地の良い課づくりをする
2 仕事の偏りは勤務状況をよくチェックする
3 指示の仕方・経過報告で仕事は変わる
4 他課からの応援業務はどこまで可能か調整する
5 ハラスメントを許さず・怯えず「対話」する
6 新人にもチームで対応・ともに育つ仕組みをつくる
7 部下の人事異動は「人生の節目」と重く受け止める
8 メンタル不調の職員を受け止め、復帰支援する
9 嫌いな上司・部下をつくらないようにする
10 人事評価は日常業務の積み重ねから公平に行う
Column5 すべての経験は課長マネジメントに活きる
ほか
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猫柳
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むぎ
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