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内容説明
本書で取り上げる10品は、仕事をしながら2人の子どもを育ててきたウー・ウェンさんが、プライベートで長年作り続けてきた料理です。
材料も道具も最小限で作りやすく、とてもおいしいのが魅力です。季節の野菜でアレンジができるから、一度覚えてしまえばレパートリーは無限大。
なぜその手順が必要なのか、どんなふうにすればラクに台所仕事を進めていけるか、なども合わせてお伝えするので、読めば自然に料理の勘所が身につきます。
10品を、焦らず、ていねいに。
一生ものの、おいしい家庭料理のはじまりです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
61
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/01/post-81b170.html 個性的な作り方で、炒め物はそれぞれ別々に火を通してから合わせるという方法を取ります。2023/01/24
さくらっこ
57
こんな料理の本が欲しかった!なぜ料理は面倒なのか?それはいろんな材料をそろえなくてはならない、何を作っていいのかわからない、この2点に尽きると思う。この本で紹介されているのは、野菜1種の炒め物や肉の塩焼きなど、シンプルな料理ばかり。市販のだしは使わず、素材の持つ美味しさを引き出すのが肝心とのこと。本来の家庭料理の在り方を教えてもらった気分だ。ただ、塩こうじと桜エビは著者なりのこだわりなのか頻繁にレシピに登場する。早速スーパーで探してみよう。写真入りのレシピもわかりやすい。人参の春巻き、早く作ってみたい。2023/06/19
みさどん
27
具材をそこでは混ぜない、ふたを開けずに放置、室温に戻してから調理など、ちょっとしたコツで料理がおいしくなるってわかる。そんな技を持った人が家庭料理を作ってくれたら、毎日三食が楽しくなるだろうな。読んで頭ではわかっても実践となると、この本を身近に置いてやらないとできなさそう。そんな、ただの作り方には現れない、小技なのだ。もうそれだけで私はだめだ。ほんとに誰か作ってくれーという気分。美味しいの作るぞ!と大きな気合いが乗った時、やってみるかなあ。好きな本棚2023/11/04
baboocon
26
ウー・ウェンさんの著書は初めて読んだけれど、自分には合っているなと思った。単なるレシピの羅列よりも、料理のコツとか勘所を文章で説明してくれる料理本が好きらしい(有元葉子さんの「レシピを見ないで作れるようになりましょう。」など)。中国人なので中華料理ベースの家庭料理なのだが、使う材料も調味料も基本的なものばかりなのですぐに試せる。はじめの肉野菜炒めでわざわざ下茹で?と思ったけど、いざ作ってみたら今までの我流とは別次元に美味しくなった。他の料理もちょくちょく作って、手放せない一冊になりそう。2022/12/12
nichepale
22
以前、友人宅で夕飯をご馳走になった時、本当にすべてが美味しくて、どうやってつくっているのか尋ねたところ、すべてはウー・ウェン先生の本から学んだと言っていたのを思い出して、手に取った。さっそく一番シンプルな「野菜1種類の炒め物」をつくってみる。朝採れの青梗菜の菜花。これは…、やばい。今まで青菜炒めといえばニンニクの一つ覚えだったが、ウー・ウェン流は長ネギ。太白胡麻油で長ネギの香りを出して、丁寧に切りそろえた青菜をさっと炒めるだけ。やばいです。1品試しただけで、この10品をとにかく会得しようと誓ってしまった。2024/03/03