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内容説明
歴史の新たな一面を知る――あの偉業も、あの事件も、裏には「お金」があった!日本史にまつわるお金事情を繙く番組「この歴史、おいくら?」の調査データをもとに、新規情報をふんだんに盛り込んで書かれたのが本書である。具体的には、北条政子が買った夢の価格、武田信玄が払った山本勘助のスカウト料、浅野内匠頭と吉良上野介の経済力比較、激安だった徳川吉宗の朝食、勝海舟の曽祖父が購入した旗本株の価格、西南戦争の経済的意義など。現在のお金に換算することで、当時の状況が生々しく迫ってくる。楽しみながら、歴史の新たな一面を知ることができる意欲作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
56
いつの時代もお金のやりくりは大変ですね、勉強になります。日本史にまつわるお金事情を紐解く番組「この歴史、おいくら?」の制作チーム、監修は「日本史を疑え」の本郷和人先生。北条政子が買った夢の価格、武田信玄が払った山本勘助のスカウト料、浅野内匠頭と吉良上野介の経済力比較、激安だった徳川吉宗の朝食、勝海舟の曾祖父が購入した旗本株の価格、西南戦争の経済的意義など、現在のお金に換算することで当時の状況が生々しく伝わってくる一冊。長岡藩の財政を建て直した河井継之助(知らなかった😅)をもう少し知りたいと思いました。2023/03/10
fseigojp
14
峠の主人公 河合継之助 死後、地域の恨みをかっていたとは意外 司馬先生の本では、描かれなかったが2022/08/18
ほんメモ(S.U.)
6
日本史の様々なシーンを「その歴史、おいくら?」という切り口で、トリビア的に紹介してくれる一冊。元はTV番組だったとのことですが、本にまとめられていると色々な時代の話を一気に読めて、なかなか面白かったと思います。特に、享保の改革で有名な米将軍、徳川吉宗の倹約や財政改革エピソードは、そのまんまお金の話だったので、わかりやすく興味深かったですね。一方、戊辰戦争でかかった戦費などは、私の興味の方向とは少し違ったということもあって、戦争っていつの世も莫大なお金がかかるのね、と思ったぐらいの感想しか持てませんでした。2023/09/21
dahatake
1
当時の金銭を現代の価格に置き換えて、その負担を理解しやすくしてくれてる。 古代は情報も少ないからか、また、内容が単純な計算式の応酬になりがち。 でも、江戸期以降は、金銭価値以上に、歴史的な読み物の方が分量も多い。 経済の観点は常に大事だと思う。総額。割合。変化など。その観点でも歴史を読み解きたいもの。2025/07/06
ユウユウ
1
☆32024/07/13
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