内容説明
人間がミルクをとるために飼った最初の動物は、ヤギでした。ウシが飼われるようになったのは、8000年ほど前。長い時間をかけ、人間は動物のミルクを様々に加工して食べることをおぼえました。その歴史にはおどろきがいっぱいです。ヤギ、ヒツジ、トナカイ、ラクダにウシ。人間がほかの動物のミルクを飲むようになり、チーズやヨーグルトなどの乳製品が身近な食べものになるまでを、温かみのある絵でつづった1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
62
図書館本。 みらくるなミルク。そういやずっと前に読んだコーランにミルクが出るのは神の奇跡だ!的なことが書かれていたような(うろ覚え)。 人間が大人になってもミルクをのむのは食いしん坊…。この辺そういう風に進化しちゃった的なことをヒューマニエンスでやっていたなぁ。普通の動物は大人になってミルクを飲むと消化酵素がない関係で腹を壊すとか…?人間でもミルクを飲むとピーゴロゴロになる人がいますしね。 血液からミルクができる。ミルクの前は汗だったとかもヒューマニエンスで聞きました。2024/08/18
Maiラピ
12
牛は牧草から栄養を取り、ミルクはタンパク質やカルシウム、脂肪、鉄分など栄養いっぱい。牛の4つの胃が牧草を栄養分に変える。すっごい不思議でした。世の中には当然って思ってることもよく考えると不思議なことでいっぱいですね。殺菌法も低温と高温があるんだ~パスツールの発明なんだ~~2011/03/26
遠い日
11
動物たちのミルクを飲むようになった歴史は古い。ミルクの滋養とそれがもたらす健康を、人は経験上知っていく。ミルクからできるヨーグルト、バター、チーズもミルクの変化の気付きと経験、観察から作りだしていく。まさに、ミルクのミラクルが詰まった一冊。2014/12/12
ぽむりん
4
1人読み なんか難しかった(7歳男子)2025/07/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
『みらくるミルク』(たくさんのふしぎ|1996年2月号) 中西 敏夫 文/米本 久美子 絵 平成24年度ブックトーク資料【テーマ 牛乳】2013/06/15




