スズメのくらし

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¥1,430
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スズメのくらし

  • 著者名:平野伸明
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 福音館書店(2022/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834084429

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内容説明

私たちにもっとも身近な鳥、スズメ。しかしスズメが、どんな巣を作るか知っていますか? 何を食べているか? どこで眠るかは? スズメはとても臆病で、人間が近づけないため、そのくらしぶりはあまり知られていません。スズメは、キツネやカラス、タカ類など多くの動物に食べられてしまいます。そのため、子育てをしてなかまをい増やさなければなりません。きれい好きなことが子育てに役立っていることなど、スズメの秘密を明かします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

107
スズメが、どんな巣を作るか知っていますか? 何を食べているか? どこで眠るかは?と、この本の最初に問いかけられても答えられませんでした。スズメの姿は都会の公園でもよく見かける身近な鳥なのに、知らないことが多いです。30年以上も野鳥の撮影を続けてきた写真家が、たくさんのスズメのアップ写真と共にスズメの暮らしぶりを紹介してくれます。天敵が多いスズメの子育ての秘密には驚きます。そして、天敵のすぐそばに巣を作って敵の目を欺くなど、その賢さにも感心します。小さなスズメには都会は生き難い環境です。応援したくなります。2021/10/26

Aya Murakami

80
図書館本。 鳥好きですが、スズメが年に4回子育てしていることは知らなかった。 人間の居住区に巣を作るスズメ。そういやウチの軒下にもスズメが巣を作っていたなぁ。2025/05/14

ヒラP@ehon.gohon

33
カラスに居場所を取られて、あまり見かけなくなったスズメですが、たまにに飛んでくるとなぜかホッとします。 町中でも見かけるスズメですが、年に何度も子育てをするという、そのたくましさに驚きました。 目にはつかないけれど、身近な場所で巣作りをしているかもしれないと思うと、愛おしさも感じました。 生態を知らなかっただけに、良いきっかけになる写真絵本でした。2025/07/24

k sato

33
灯台下暗し。身近すぎてスズメの生態をあまり知らない・・・(;´Д`)鬼滅の刃では、我妻善逸の鎹役としてスズメのちゅん太郎が登場し、少しは見直したのだけど。スズメの寝床は、雛を育てる巣なのだ。水浴びと砂浴びをするから、巣の中にダニが発生するのを防いでいる。他の野鳥では見られない、珍しい生態だな。その巣を作る場所もひと工夫がある。天敵のノスリの巣の近くに巣を構える。まさに、灯台下暗し!でも、食物連鎖では下位にいるから、猛禽類に捕食されてしまう。捕食の様子が写真で載っていてショックだった。もっとスズメを愛でよう2023/06/15

Totsuka Yoshihide

22
平野伸晃明文・写真、(2013)、『スズメのくらし』、福音館書店。身近な鳥であるスズメ。野鳥の会創立90周年記念野鳥総選挙633種バードメイト杯で一位のスズメ。素敵な写真でスズメの生態について詳しく知ることができました。スズメの卵可愛いですね。面白いと思ったのが、ノスリという鷹の巣のかげに巣を作ったり、巣を汚さないように工夫しているので、繁殖のために同じ巣を繰り返し使うことができるとこと。本著を読んでもう少しスズメについて知り、スズメに迷惑をかけない人間の暮らしを考えても良いと思いました。2025/06/12

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