さよなら、おばけ団地

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さよなら、おばけ団地

  • 著者名:藤重ヒカル/浜野史子
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 福音館書店(2022/10発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834083835

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内容説明

結衣たちの住む桜が谷(さくらがや)団地はとても古い団地で、みんなに「おばけ団地」とよばれています。この団地には、ちょっと怖いうわさ話がありました。子どもたちのゆうれいだという「おくりっこ」、子どもを給水塔から突き落とす「黒マントの男」、屋上にむかってのびる「白い手」、まぼろしの「4号棟」……。でもほんとうは、おばけやゆうれいより、もっとふしぎなことがおきていたのです……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

104
小学校低学年向けの童話なのでしょう。最近はここに書かれている人がいなくなった団地が首都圏近郊でも増えつつあるのかもしれません。珍しいですよね。新しい団地とさびれて人が住まなくなった団地が隣接していてしかも古い方は2階建てです。そこでの思い出話のような感じで話がいくつかあります。いまは大人になった人の子供時代の思い出が詰まっている感じでした。2018/07/27

mincharos

41
寝かしつけ絵本を週に10冊くらい図書館予約するんだけど、絵本だと思って予約して、児童書だった時は面白そうなら私が読む。小2息子はまだ自分では読まない。取り壊しが決まった団地での不思議な5つの出来事。こんな楽しい団地、取り壊されるのは悲しいな。私も子供の頃のドキドキした冒険のこととか思い出して、身近にこんな不思議な場所があったらさぞかし楽しかろう!と。暖かく楽しい子供のおばけ。給水塔の上でリコーダーを吹く、黒いマントの男。最後のカラーページ、ほおずきで赤く灯る団地の絵が暖かくてノスタルジーを感じた。2020/02/12

たまきら

35
娘さんはタイトルと表紙で「こわ~い」と拒否。そう?中身は結構ノスタルジアに満ちていてオカンは好みだけどなあ。古いお家に住んでいる娘さん、お家の古いのは大丈夫だけれど団地系の古いのは苦手なんだって。ふうん…?2022/06/25

ちよりる

26
小5の娘用に図書館からかりてきた本をわたしも読んでみました。おばけ団地、とあるけれど怖い話ではなく、ノスタルジックな少し不思議な物語。子どもの頃友だちが住んでいた団地や、結婚してから娘が2歳くらいまでお世話になった社宅を思い出しました。どちらももう取り壊されているだろうけど、もしかしたらどこかに懐かしいあの場所につながる道があるかもしれない…なんてね。2018/05/20

鴨ミール

25
ちょっぴり怖いファタジー。小学校中学年以降。謎が残るおわりかた。2018/04/15

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