内容説明
ロングセラー『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』がついに文庫化。社会学でよく扱われるのは「家族」「産業」など、私たちが当たり前のように接している事柄です。日常生活を送る中でとくに意識することのないこれらの中に問題点を見つけ、それを他の人と共有できるように言語化し、そして解決を試みる――。この社会学の手法はまさにビジネスマンにとって身につけたい技法でもあります。家族の在り方、組織の中の生き方、グローバル化する世界の中の日本の未来などを読み解くために必要な、ビジネスマンの必須教養としての社会学をざっと学ぶ一冊になります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
20
なんとなく雰囲気だけ味わいたければいいんじゃない2023/01/02
かず
13
今春入学した通信制大学。ようやく、初めての単位認定試験を受験する。指定教科書は2回読んだが、興味のある学者の考え方はなんとなく分かったつもりだが、点が線に繋がらず、この学びを一体どのようにして現実社会に活かしていくがが見えてこない。以上の理由により手に取った。感想、題名通り「10時間で『ざっと』学べ」ます。しかし、単位認定試験に備えて理解を深めたい場合には、教科書を再読すべきだと思いました。何事も、お手軽に済まそうとしてはいけません。付箋は3箇所。メンバーシップ雇用、過労死、ヴェーバーのカリスマ型支配。2025/12/14
武井 康則
10
見開き右ページに説明、左ページにイラスト入りで要点をまとめてある。内容は全体を5部に分け、第1部で社会学の理論、2~4部で家族や都市、労働など学問対象についての扱い方等、5部で歴史。要点が素晴らしく上手にまとめてある。「はじめに」に嘘はない。またその「はじめに」も素晴らしい。東大で教鞭をとっているらしいがほぼ最新の内容。また、関連領域の哲学その他まできちんと網羅している。惜しむらくは、単行本をそのまま文庫にしたらしく、活字のポイントが8ポか9ポで読みづらい。単行本を買うか、文庫なら→2024/10/16
Nonberg
10
社会学が 社会 集団 人々に どういうアプローチをとるのか? ほかの社会科学との境界は? 文字通り「ざっと」 知りたいと思って手にしました。単元ごとに2ページ見開きで 右に図説 左に解説。図説だけ超速で眺めていけば 10時間もかからず、解説も簡明。どんな学問も 最初に その分野の用語と全体像を押さえることが肝要だと思いますが、領域とテーマを概観しながら おもな用語にも触れられます。たまたまですが、わたしが受けた講義では、延々とコントの学説が解説されて、深みに入れても、さっぱり全体像がみえず???でした。2023/06/03
かわかみ
6
社会学者がテレビのコメンテーターとして意見を求められる機会もあるようだが、カオスのような学問だから当てにしていない。本書も暇つぶしに手にしたに過ぎないのだが、意外に面白かった。終盤の現代社会学を扱った章ではカオス感が拭えなかったが全体として、社会学の学説を上手く整理して、標準理論のように提示してくれている。社会学の厄介なのは社会調査や統計を駆使した仮説ー検証の科学的な方法に基づく見解と、思想や哲学みたいなフワッとした話が混交しているところだろう。そういう自分も社会学部卒なのだが。2024/05/16




