内容説明
英語圏哲学界の泰斗が現代の美学をわかりやすく紹介。雄大な自然、悲しい交響曲、社会を変えた暴露小説、不道徳なバイオレンス映画、美しくないコンセプチュアルアート、住みにくい前衛建築など、多岐にわたる実例を用いながら、13章にわたって最新の論争をあざやかに解説する。丁寧な文献紹介と用語解説、確認問題集を付した、最先端の入門書。
目次
まえがき
Chapter 1 はじめに
第I部:美学
Chapter 2 環境美学――自然の美
Chapter 3 〈美的なもの〉について1――美的経験
Chapter 4 〈美的なもの〉について2――美的性質
第II部:芸術哲学
Chapter 5 芸術とは何か
Chapter 6 芸術作品は、いかなる種類の対象なのか
Chapter 7 解釈とそこに関わる意図の問題
Chapter 8 再現1――フィクション
Chapter 9 再現2――描写
Chapter 10 音楽・詩における表現性
Chapter 11 芸術的価値
Chapter 12 価値と価値との相互作用――倫理的価値、美的価値、芸術的価値
Chapter 13 建築の価値
結論
参考文献
用語集
訳者あとがき
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- 弟キャッチャー俺ピッチャーで!(17)