平凡社新書<br> 新版 少年犯罪 - 18歳、19歳をどう扱うべきか

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平凡社新書
新版 少年犯罪 - 18歳、19歳をどう扱うべきか

  • 著者名:鮎川潤
  • 価格 ¥862(本体¥784)
  • 平凡社(2022/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582860139

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内容説明

特殊詐欺の受け子やSNSを利用した犯罪など、変容する少年犯罪や、改正少年法による18歳19歳の扱いが及ぼす影響を考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

寝落ち6段

14
現在の少年法に至るまでの動きを、明治時代から見直す。時代により、少年の範囲や社会的許容、犯罪の種類というのが変化してきたのがわかる。社会的背景なども踏まえて、その時にそれが妥当だと判断されてきたのだろう。現在、成人年齢が引き下げられたことで、少年法が規定する20歳未満という少年の範囲に、民法上の成人である18・17歳が含まれる形となった。少年法が成人と未成年の責任の違いだし、保護矯正のためにもあった方がいい。だが、少年法で大きく欠けている物がある。それは被害者や遺族の存在だ。2023/06/27

崩紫サロメ

12
2001年に刊行されたものの改訂版。2000年に戦後初かつ戦後最大の歴史的転換点となった少年法改正があった。従来は「全件送致主義」という家庭裁判所へ送致していたが、これ以降16歳の少年が恋の犯罪で被害者を死亡させた場合には原則として刑事処分の対象となる。また、裁判員裁判が導入されたが、被告の少年に対して家庭裁判所へ送り返す「移送」が望ましいが、おそらく裁判員にその選択肢としてそれを思い浮かべるのは難しいであろうと指摘する。2022/12/01

おやぶたんぐ

1
旧版を法改正に合わせて大幅に書き換え。古稀を迎えた著者の熱意に敬服する。詳細なデータを掲げ、少年犯罪が重大なものを含めて大きく減少していること(無論人口比で)や、マスコミ等が前代未聞と騒ぐような事件が随分昔からあったことなどを指摘し、果たして今回の改正の意義が何処にあるのかを探る。2023/01/09

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