扶桑社BOOKS<br> エコファシズム 脱炭素・脱原発・再エネ推進という病

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エコファシズム 脱炭素・脱原発・再エネ推進という病

  • 著者名:有馬純/岩田温
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 扶桑社(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594091958

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内容説明

「ドイツを見習え」論、グレタ・トゥーンベリ、1.5℃目標、『人新世の「資本論」』、グリーンピース(環境NGO)、坂本龍一、コムアイ(元水曜日のカンパネラ)、EU……
“温暖化防止”という目的をすべてに優先させる考え方=エコファシズムは本当に正しいのか?

◎ロシアのウクライナ侵略がドイツに与えたショック
◎原発を“悪”と決めつけていいのか
◎中国を批判しない環境NGO
◎太陽光パネルは本当に地球のためになるのか
◎資本主義を批判するエコファシズムのエリートたち
◎環境原理主義と全体主義の親和性
◎環境原理主義で形成される“気候産業複合体”
◎エコファシズムの欺瞞が貧困者と開発途上国を苦しめる

ロシアのウクライナ侵略によるエネルギー危機で明らかになった「環境原理主義(エコファシズム)」の問題点をエネルギー温暖化問題の第一人者と気鋭の政治学者が論駁する!

【目次】
はじめに エコファシストの本性はスイカである(岩田温)
第1章 ロシアのウクライナ侵略が明らかにしたエネルギー安全保障問題
第2章 地球温暖化問題は本当に問題なのか
第3章 エコファシズムという思想
第4章 エコファシズムの正体
第5章 環境問題と経済成長
第6章 世界のエコ・エネルギー情勢の行方
おわりに 環境原理主義に基づく「化石燃料叩き」は貧しい人・国を苦しめる(有馬純)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

17
非常に面白かった。「地球環境保護」というと聞こえは良いが、要は資本主義社会を解体するマルクス主義の一派だったということが本書で如実に指摘されている。決して著者の2人は環境問題を軽視してはいないが、それが先鋭化して暴走することを戒めている。「地球環境のためならば人口が減ることが望ましい」と言わんばかりに、過激に環境保護を訴えている人たちは左派思想に汲みしていると考えて間違いないだろう。またこういった「環境保護」を強く主張している人たちは「エリート」や「セレブ」といった人が多い。「環境にやさしく」するためには2022/11/06

tomo

15
☆☆☆☆☆ まず原則として「自分達の主義・主張は一歩も譲らない」という原理主義は廃さなければいけないというのは、もっともだと思う。地球環境保全という誰も反対できない錦の御旗を立て、資本主義の権化というべき企業を攻撃し、IPCCの目標未達なら、地球は終末を迎えると煽る。パリ協定で全世界2050年CO2ゼロに向けて、IPCCでは2030年には-45%と目標を定め、先日国連から2030年の見通しが出ましたね。見込み+10.6%…達成は無理だと思ってたけど🤣 日本は、いつまで出来もしない事に付き合うの。2022/11/05

FujiSan

4
これは今読むべき本。 p123 今は、CO2を減らすために湯水のようにお金を使っているわけです。しかし私は、そんなことをするより、治水事業にお金を使った方が合理的ではないかと思います。2022/10/29

hgstrm2

1
それは言い過ぎとか、それはおかしくない?とか思うことが多かったのが、だんだんとうなずける部分が増えてきて、最終的にはむしろ非常に気づきが多く、いろんなことを考えさせられた。結局、環境問題については、誰が言っていることが正しいのか判断が難しいのだけれど、実はそれは大して重要ではなく、本当に大事なのは、地球上のみんなが一体となって考えたり、協力したりすることなのかな。仮にそれがフィクションに基づいていて、ぜんぶ嘘だった、といつか気づく日が来るとしても。2024/03/10

くらーく

1
まあ痛快です事。なんだろうね、こういうのは。たぶん、何時の時代にも、現実をみない理想主義と理想はさておき現実対応の現場主義みたいなものがあるのでしょうな。会社でも日常的に体験していますし。 どちらかと言えば、環境問題については、本書で対談している両名に共感するかな。共産主義は大嫌いだし。知れば知るほど、嫌いになる共産主義とそれを実践した人と国。未だに共産主義を標榜するなんて、良くできるわな。 脱炭素なら、中国に言え、アメリカに言えって当たり前ね。日本なんか誤差だから。マスごみがおかしいよね、日本は。2022/12/24

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